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2016/02/14

レジンの鏡面仕上げにチャレンジしました!


1454564889_IMG_4260_1264.jpg

前回の記事では
「Mr.シリコーン」で型を取って
透明エポキシレジンで変な「モノ」を作りましたw
(写真は600番のペーパーをかけている状態です)


・「Mr.シリコーン」で原型の型取りに挑戦してみます!



で、今回は取り出したレジンの
表面処理についてです
ピカピカの鏡面仕上げを目指しますー!





■レジンの気泡対策について


1453606119_IMG_4248_1267.jpg

で、ちょと先に出来上がったレジンの
気泡の対策について
簡単にご紹介しておきますです


僕が使った透明エポキシレジンは
「デブコンET」というレジンなんですが
これ「冷凍すると1週間くらい持つ」
ということなんですよ
なので余ったレジンは冷凍保存してました


で、レジンが硬化して
「あいやー気泡ができてるよー」
ってところにレジンをチョンとつけて
再び硬化を待ちました
それが上の写真です



この硬化には時間がかかりました
理由は「量が少ない&気温が低い」
からなんですけど
72時間はかかったと思います
つーか、なげーよ!!w

最初のレジンの硬化と合わせて
トータルでいうと6日くらい
かかったと思います
いやーレジンの制作って時間がかかるのねーw


それがイヤで穴埋めに
UVレジンを試したこともあるんですけど
その後の表面処理が上手くいかなかったので
やはり同じ素材を使うのがいいみたいです

なので時間がかかるのは
もう仕方ないと思いますー
まぁレジンの硬化を早める裏技も
ないわけではないんだが・・

ということで
このような方法で気泡の対策をしました





■レジンの鏡面仕上げについて


1450857550_IMG_4155_1265.jpg

では、本題のレジンの鏡面仕上げについてです

最初はですね
「プラモと同じ要領でいいんでしょー?」
って感じで気楽に試したんですよ
ところが、これが大変で大変で
ほんとに何度やっても鏡面にならなくて
「自分が今までやってきたのは何だったんだ!?」
ってくらい疑心暗鬼になって
泣きそうになりましたw




1452385211_IMG_4218_1266.jpg

しまいにゃステンレス板で
180番のキズはこうで、
400番のキズはこうで、
やっぱ800番は欠かせないとか、
やっぱ1000番も必要とか、
このコンパウンドはどんな感じとか、
だったらどの段階で使うのがいいのかとか、
「Mr.フィニッシングクロス」はどうかとか、
「ヤスリスティック フィニッシュ」はどうかとか・・・

みたいな研究モドキを始める始末で
ほんっとーーーーに苦労しましたぁぁーw



プラモデルで鏡面仕上げをする場合は
過去記事でも書いていますけれど
まぁクリアーを吹くわけですよね

プラモデルの作り方 制作講座その29.鏡面仕上げの方法(研ぎ出し編)



この「クリアーを吹く」というのは、
それだけで「表面のキズを消して滑らかにする」
という効果があるわけですよね?
たぶん、そうだと思うんだ


それに比べてレジンの鏡面を目指す場合は、
「クリアーを吹く」
という工程はないワケです

というか、別に吹きたければ
吹いても全然いいと思うし
その方法もあると思うんですけど、
「やっぱレジンそのものを鏡面にしたいじゃん!」
って気分に僕はなったんですよw
なので、クリアーの恩恵を受けることなく
鏡面に挑んでいく!ってことになったのです
何度も言うけど、これが本当に大変でしたw


ただ一個メリットがある気がしたのは
「いくらガシガシ削ろうとも
塗膜が剥がれる心配が一切ない」
という通常の鏡面仕上げにおける
ストレスがフリーなのです
これはよかったのかもしれないですw




ということで、
ペーパーからコンパウンド仕上げまでの工程を
何度も何度も繰り返しては失敗するという
試行錯誤の末に生まれたプログラムを
記事にしてみます

ただ、「このやり方しかない」みたいな
ことを言うつもりは
僕にはぜんぜん無いですー!
といいますか
まだ甘いところもあると思うし
もっと工程を省けるのかもしれない、
とか思ってます


実際、これよりも少ない工程で
レジンを鏡面に仕上げておられる方の
記事もネット上で拝見したんですよ
ただ、僕はそのやり方を試しても
満足いく鏡面が得られなかったので
「なぜだ?なぜなのだー!?」
と悩んでしまって
ここに至るまでホントに苦労しましたw
もう直接ご指導を受けたい気分ですよw


すいません、ほんとに前置きが長くなりました
では、本題に入りますー




■レジンの鏡面仕上げの工程


1454564889_IMG_4260_1268.jpg

ではいきます!
まず400番→600番のペーパーで表面処理です
表面を平らにします
400番は必要なければ
飛ばしておっけーです




1454956416_IMG_4274_1271.jpg

次に800番のペーパーです
この辺はプラモデルの表面処理と
同じですねー
ここで600番のキズを消さないと
永遠に消えずに最後まで残ります
そのため「タテでペーパーかけたら次はヨコ」
みたいに目で確認がしやすい形で
ペーパーをかけてます




1454957243_IMG_4275_1272.jpg

次に1000番です
同じような写真が続きます
すみませんw
表面のキズが変わっていく様を撮りました




1454651022_IMG_4263_1269.jpg

ここで新兵器を導入してみます
タミヤの耐水ペーパーから
クレオスの「Mr.ラプロス」に変更してみます
これは布のペーパーと言えばいいのか
研磨布?みたいな感じですかねー?
商品としては

・2400番&4000番の各一枚セット
・6000番&8000番の各一枚セット

という形で発売されてます


使ってみた感想としては
紙よりも柔らかくあたるんで
余計なキズが入りにくいという安心感がある、
って印象です
なので紙の1500番や2000番よりも
いいんじゃないかな?と僕は思いました








1454959890_IMG_4276_1273.jpg

ということで2400番をかけました
ちなみにですね、説明文によると
「Mr.ラプロス」の2400番は
耐水ペーパーに相当すると
1000番くらいとのことで、

「じゃ、最初から1000番って書いといてよ!
2400番とか分かりずらいよ!w」

とか思ってしまったんですけど
とりま僕的には「Mr.ラプロス2400番」は
タミヤペーパーの1500番くらい?
なのではないかと感じました
なので800番の後に使うのではなく
1000番の後に使うのがよいと僕は思いました




1454961603_IMG_4278_1275.jpg

「Mr.ラプロス4000番」をかけました
曇りがちょっと取れていく感じ?

そういえば作業するときに
下にゴム板を置くと
安定しやすかったです




1454962941_IMG_4279_1276.jpg

「Mr.ラプロス6000番」をかけました
ここにきて少し鏡面になってきました

そういえばラプロスを使うとき
素手のほかに「消しゴム」に巻いて使うのも
いい感じだと思いましたー




1454963727_IMG_4280_1277.jpg

「Mr.ラプロス8000番」をかけました
写真では分かりづらいですけど
曇りは取れていっていると思います
でもこの段階ではまだ鏡面とは言えない状態?




1454655681_IMG_4266_1270.jpg

では、ここからコンパウンドに入ります
コンパウンドは

・粗
・細
・仕上げ

の3種類を順番にかけていきます


で、今回はフィニッシャーズという
カーモデル関係で評価の高いメーカーの
コンパウンドを試してみました

フィニッシャーズ コンパウンドセ...

フィニッシャーズ コンパウンドセ...
価格:1,440円(税込、送料別)



このコンパウンドというのは
他にタミヤ、クレオス、スジボリ堂といった
メーカーからも発売されていまして
それぞれの性能の違いを少しだけ検証したんですけど
自信のいく結果を発表できないと感じたので
それを載せるのは永遠に止めることにしましたw
これを見極めるためには
ミクロン単位のキズを見分ける目が必要なんですぅー
僕には無理ぽよー!


とりま僕的には
もうタミヤでもフィニッシャーズでも
どこのメーカーのコンパウンドでもいいよ!
もう疲れたよ! ←超なげやり

ただし、どこのメーカーも
「粗・細・仕上げ」の3種類を出していまして
それは統一して使用したほうがいいと思います



と言いつつも!!
フィニッシャーズのコンパウンドは
・粗=ハード
・細=ファイン
・仕上げ=ミクロ
とあるんですが
「ハード」は使いどころが難しいです
鏡面仕上げの進行上、
これをどこに入れていいのか?
というのが分かりませんでした




1454960343_IMG_4277_1274.jpg

いちおうこれは
ラプロス2400番の後に
「コンパウンド ハード」をかけたものです
番目的には1500番くらいなのかなぁ?
ペーパーの1000番よりは細かいと思うんです
でも「ラプロス」を順番に使っていくなら
この「ハード」を使う必要性は特別に無いなー
と感じました



1454965967_IMG_4282_1278.jpg

ということで
フィニッシャーズのコンパウンドは
「ファイン」からスタートするのがいいと思いましたー
上の写真は「ファイン」が終わった状態です


ちなみにフィニッシャーズの
「コンパウンド ファイン」は
メーカーによると「1500番相当」とあるんですけど
これ、どういう尺度で言ってるのか
それが分からなくて
僕は大変に混乱しましたよw

8000番のラプロスよりも
細かく研磨できるのは間違いない、
と思うんですー
この「○番相当」といった表記にも
今回はいろいろと惑わされましたw




1454993447_IMG_4283_1279.jpg

次に「コンパウンド ミクロ」をかけました
先ほどよりもさらに曇りが取れて
「鏡面になっていってる」
って感じです

あ、いわずもがなですけど
コンパウンドを変更する場合には、
その都度、レジンを水洗いして
クロスも変えております





1454994704_IMG_4284_1280.jpg

さて、ここで秘密兵器の登場です!
コンパウンドは三段階かけたいんですけど
フィニッシャーズの商品は前述したように
「ハード」は必要ないので
「ミクロ」が2番目になっちゃってます

で、ここで終わりにしてもいいんですが
その先に使える良いコンパウンドを発見しました
それが「ヤマハ ピアノコンパウンド」ですー


実はもう一つ、
ハセガワの「セラミックコンパウンド」
というのもあるんですが
これ他の方がレビューされてたんですけど
性能的には同じくらいらしいんです
なのでコスパが良い
「ピアノコンパウンド」を試してみました
これはホントに満足がいきました
僕の中では仕上げコンパウンドとして確定です!

ここで三段階のコンパウンドは終了ですー








1454994833_IMG_4285_1281.jpg

最後にワックスです
ハセガワの「コーティングポリマー」を使いました
これで終わりですー

このワックスの効果についてですが
コンパウンドで磨いていって、
最後にワックスを使うと
確実にツヤが出ます

で、以前タミヤの「モデリングワックス」を
使ったことがあるんですけど
比較したところ
あくまで個人的な主観なんですけど
ハセガワの「コーティングポリマー」の方が
「ツヤが深い」と思いました

こう言ってしまうとナンですけど
タミヤのは若干、曇りが残る印象で、
ハセガワの方がグロス度合いがより高い感じです
もちろん「モデリング ワックス」でも
使うとツヤは出ますけど
性能は「コーティングポリマー」の方が上だと僕は思いました








今回のレジンの鏡面仕上げのメニューを
まとめますと

・ペーパー (400番)→600番→800番→1000番→
・Mr.ラプロス 2400番→4000番→6000番→8000番→
・コンパウンド 粗目「ファイン」→細目「ミクロ」→仕上げ目「ピアノコンパウンド」→
・ワックス 「コーティングポリマー」

という流れで完成ですー
この道具と進行を確定させるのに
ほんと疲れたぁー!! ←しつこい

てことで以下ギャラリーです




DSC_0685_1283.jpg

はい、写真を撮りました
なんかねー、見てお分かりのとおり
これでもまだ甘いんです
600番か800番か1000番か分からないけど
キズが残ってしまっておるんですわー
しっかりかけたつもりだったんですけどねー
なんかすいません




DSC_0680_1282.jpg

こっちのほうが見た目がキレイかしら?
UVライトで撮影しました




DSC_0702_1286.jpg

こちらは前に作った四角錐のオルゴナイトを
原型としてシリコーンで型取り→レジン複製
で複製したオルゴナイトです

やはり表面処理があまい・・・




DSC_0695_1284.jpg

UVライトで撮影
まぁやはり表面処理が(以下略)




DSC_0696_1285.jpg

それで、これはですね
実はレジンの中に
LEDをぶっこんだんですよー
そのLEDの光だけで撮影しました
これ、ブロ友のなおさんの
素晴らしいアイデアでした!

ちゃんと光るか謎だったんだけど
問題なく光るんだねー!
これは朗報ですな!!
なんか作品の表現として使えると思うぞ!?





はい、ということで「レジンの鏡面仕上げの巻」でした
記事が長くて分かりづらくてすいません
てか、ほんとまじでつかれたYO!w
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コメント

非公開コメント

お疲れさまでーす!

レジンて研磨できるんですね!
以前にカーモデルを作っていた時に、窓のクリアーパーツの一部がゲートからもじきれていたので、そのエグられた部分を100均のUV透明レジンで埋めて透明度は良い感じなのですが周りとの段差を平滑にする為にヤスったらおかしくなってしまいましたよ。
なんかプラパーツよりも柔らかいというかゴムっぽいと言うか...
レジンにもいろいろな種類があるのですねー。

No title

写真と解説がいい具合に配分されてて相変わらずわかりやすいですね。

塗装しない(できない)私は、適当に傷を残したままつや消しクリアで逃げてるので、当分活かせる機会はなさそうですが、その時がきたらphantomさんの試行錯誤の結果をパクらせて参考にさせてもらいます。

LEDの点灯写真もあるじゃないですか。ちゃんと点灯したということは、レジンは絶縁体なんですね~。勉強になります。

オルゴナイトの色と相まって、いい雰囲気(^^♪
機会があったら、生で見せてください!

No title

おはようございます!

凄いピカピカ!!
あれだけの手間ですから、やはり綺麗ですね(#^.^#)
ブルーの色がものすごく幻想的で、オブジェとして私も一つ欲しいですね!
(作りたいけど時間が・・・)
特にUVライタの照らしたのがGOODでした。
心が癒されますね(*^。^*)

Re: No title

>ngk さん
どうもありがとうございますー
なるほどークリアパーツの修正、
100均のUVレジンじゃだめなんですねー

僕は100均はプラモデルのオアシスだと
思ってるんですけど
瞬着やパテ類は100均テイストは
あんま向いてないのかもしれないですなー

僕は試したことはないけど
ガイアノーツの瞬間クリアパテとかだと
いける・・のかなぁ?



>なおさん
おお、褒めて頂いて
どうもありがとうございますー!

いやいや、それ全然逃げじゃないと思いますよーw
立派な効率的手法だと思いまっす!

そうなんです!
レジンが収縮してLEDが
パリンて割れちゃうかも?
とかも思ったけど点灯するんですよー!
これはホント朗報です、
素晴らしいアイデアを
ありがとうございますですよ!!

まぁ実物の光量はちょびっとなんで
シャッタースピードを長くして
ああいう写真になったんですよねーw
だから実物はたいしたことないんですけど
でも機会があれば、生でお見せしますよぉー!



>lost one さん
どうもありがとうございますー!
いやー僕も、点灯の写真は
なんかラピュタの飛行石みたいで
幻想的ーって思いましたー
ただし写真のみですが!w
実物はまぁいうほどでもない・・かな?w

そう、これ時間がかかるんですよねー
っていっても、あのサザビーの
表面処理ほどではないとおもいますが!w
時間があったらlost one さんも
ぜひ作ってみてくださいよー
無電力のマイナスイオン発生機で
家の中が癒されますよ! ←ホントなのかなあー?w

No title

ついに鏡面の記事が! 
言われてみればクリアー使わないですよね笑
削れ過ぎっていうのも逆に気にせずにやれるんですかね?笑 それはいいなぁw

ヤマハのコンパウンドですか!盲点でした!いつも思うのですが一体どこからそんなに見つけ出してくるのですか‥すごいサーチ力ですよ笑

さてPhantom さんにはこの私のコメントの前半なんてどうでもいいんでしょう?
Perfume福岡公演ないじゃないですか‥‥‥どういうこった‥笑

Re: No title

>vertec さん
どうもどうもですー!
いやー今回の記事は
事前にお話とかしてたから
vertecさんを意識しましたよーw
プラモに関係なくてすいませんー
みたいな感じで書いてましたw


そうなんす!!
ピアノコンパウンドが
一押しアイテムって感じなんですよ
この情報だけはプラモにも使えます!w

これはアマゾンのレビューで見つけたんだったかな?
僕は検証してないからアレなんだけど
タミヤの仕上げ目コンパウンドの次に使うと、
さらにもう一段と輝くんじゃないかなぁ?
と思ってます
機会があったら試してみてくださいーw



さて本題ですな!w
いやー嬉しいコメントありがとですww

ちょっとびっくりしましたよねー!?
でもここはプラス思考で僕は考えますよー!
「この機会に他の地域に遊びにいけるじゃん!」みたいなw
ということで、僕はPTA先行抽選で
徳島2日間でエントリーしました!
もし両方当選したら2DAYS参戦します!!
ホテルもすでに予約しましたw

vertecさんはどうされるんですかー??

研き途中(試し物)のものがあるので実験台にしてみようかなwww
その際はここでレビューしますね笑

早速ですか!行動がお早いですねwww
私は今回はお留守番しとこうかなーと思ってます笑

Re: タイトルなし

>vertec さん
はい、その際には
ぜひ忌憚のないご感想をお聞かせくださいー!

そうなんだー、残念ですなーw
今年後半のスケジュールがまだ出てないから
そこで追加公演があるといいですねぇー
いやー・・・ないかなぁ?w

ピアノコンパウンド

ピアノ用は盲点でした。
単純な疑問なんですがこれって塗面にも使えるんですかね?

Re: ピアノコンパウンド

>kd さん
これは仕上げ目のコンパウンドと
考えて良いと思いますよー

ええと、僕から質問させて頂きたいです

Q1.塗面というと、
クリアー層ではなく塗装しただけの状態、
ということでしょうか?


Q2.「使える」かというと、
何を目的にするかによって
答え方が変わるかも?
荒目と仕上げ目では目的が違うかも?
目的というか、手順ですかね?

KDさんが、どういう目的、
というか結果を求めて使えるかを
質問されたのか教えて頂けませんか?

すみません、僕が頭が悪くて
意図が分かりづらかったです・・
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