2013/10/02

プラモデルの作り方 制作講座その3.お薦めの工具-接着剤のレビュー

接着剤について書きますよ

バンダイのガンプラは
接着剤を使わなくても
組み立てることができます
ハイグレード(1/144)もマスターグレード(1/100)も同様です
これはスナップフィットという、
はめ込み式のパーツ構造になっているからです


戦車や飛行機などは、細かい部品も多いので
組み立てるのに接着剤が必要ですね

接着剤が必要か、不必要なのかは
たぶん箱に書いてありますから(書いてないのもあるかも。。。)
「とりあえずガンプラ一個作ってみたい」
という場合には接着剤はいりません

ただし、合わせ目を消す場合には必要です
合わせ目処理については別の記事で書きますね


で、接着剤にはいくつか種類があるんで、
それを紹介してみますよ!



●流し込みタイプ


流し込みタイプの使い方は、
パーツとパーツの間を0.5ミリくらい、かな?
コピー用紙が一枚入るくらいのすきまが理想だと思うんですけど、
そのすきまを筆で塗るような感じで接着剤を置いていくと
すきまにサッと流れていって、
そのあとギュッって押し付けると接着されます

なんでこんな当たり前のことワザワザ書いているのかというと、
僕が初心者の頃は、使い方が分からなかったからですw
初心者の人に、なるべくわかりやすいように伝えたいんだよ!

流し込みタイプは速乾性なので
使い勝手が良いですね
僕は通常は流し込みタイプを使ってます



●ふつうのセメントタイプ


ふつうって何じゃい!?って感じですけどw
流し込みじゃない方のタイプですね
流し込みがサラサラなのに対して、
こっちはドロドロです

流し込みを使うときに必要な
0.5ミリのすきまを保持できない時は
こっちを使います

こちらは遅乾性で乾燥までに数時間かかります
厳密にいうと完全乾燥に3日とか、または1週間とか
いろんな方がいろんな説を唱えられていますw


強度は、乾燥後はどちらもあんまり変わらない気がします
厳密にいうと、ふつうのセメントの方が強度が高いのでしょうが
現実レベルではあんまり気にならないなぁ



ちなみに、この2つのタイプはどちらも
「プラスチックを溶かす」ことで結果的に
2つのパーツが接着なされています
接着剤とはプラスチックを溶かすものなんです
塗布する量が多いほど溶ける量が増し、
また乾燥にも時間がかかる、ってことです


あと、乾燥すると物質は体積が縮みますよね?
プラスチックも同じで、
ベトベトに溶けたプラスチックが乾燥すると
体積が縮みます(これを「ヒケる」と呼んでますね)



●瞬間接着剤


上記の接着剤が
「プラスチックを溶かして接着する」のに対して
瞬間接着剤は
「接着剤そのものが硬化して接着」がなされます

接着剤ほどではないけれど、瞬間接着剤もヒケますね
どっかで瞬着はヒケない、と読んだ気もするんだけど
ぼくの経験上、瞬着もヒケます


使い方としては
1.プラスチック以外のものを接着するときに使います
って、これは想像つくよね?
でも、もう一つ、
2.穴を埋めるなど、パテがわりに使う
という使い方があります

というか僕の場合、瞬間接着剤は
穴埋めに使うことの方が多いくらいですね
あとで紹介する「合わせ目消し」に威力を発揮します



1380647152_01.jpg

写真は上段はプラモデル用接着剤で、左から

・クレオス Mr.セメントS(流し込み)
・タミヤ タミヤセメント(流し込みタイプ)
・タミヤセメント



下段は瞬間接着剤で、左から

・ロックタイト 強力瞬間接着剤ブラシ付き
・ウェーブ 瞬間接着剤×3S ハイスピード
・ウェーブ 黒い瞬間接着剤 高粘度タイプ



です
んじゃ軽くレビューしてみます



■クレオス Mr.セメントS(流し込み)


これはすごく使いやすいです!
乾燥時間がすごく短いんです
だからプラの表面を侵しにくい、
つまり表面を荒らさずに小さなパーツを接着できます
戦車とか作るんだったら必須じゃないかな?

ちなみに、ずっと使っていると量が減って、
筆の先に接着剤をつけにくくなるんですけど、
そんなときは、さっさと次の一本を買いましょう!
ぼくはしばらくの間、もったいぶって新しいのを買わなったものだから
使いづらくなって、それがストレスになっていましたww

お薦め度は★★★★★
って感じです





■タミヤ タミヤセメント(流し込みタイプ)


これも使いやすいんですが、
クレオスのセメントと比べて、
若干、乾燥時間が長いです

それは決してデメリットではなく、
利点として捉えると、
うまく使い分けることができると思います

たとえば細かいパーツを点付けするときなんか、
クレオスだと早すぎて間に合わないことがあるんで、
そんな場合はタミヤを使ってます


お薦め度は★★★★☆
って感じです





■タミヤセメント


ドロドロ系はあんまり出番はないけれど、
やはりこれがないと困る!って場面は出てきます
やっぱり1つ持っておかないといけないアイテムですね

ちなみに使っていると粘度が上がっていくんですが
流し込みタイプで希釈できるらしいですよ

お薦め度は★★★★☆
って感じです





■ロックタイト 強力瞬間接着剤ブラシ付き


瞬間接着剤は、僕は何個かいろいと試しました
その中で「こいつだ!こいつに決めたぜ!」
と思ったのがロックタイトです

ガッツリカチカチになってくれるんで、
今のところ、これがベスト!
ハケがついてるのが使い勝手がいいです
ノズル式のやつって、全部使い切る前に
フタが開けにくくなったり、
いきなり全部硬化しててビビるんでw

お薦め度は★★★★★
って感じです





■ウェーブ 瞬間接着剤×3S ハイスピード


これは低粘度の瞬間接着剤で切削性も良いので
気に入ってます
かなりサラサラしてて、狭い所にもスーッと入っていきます

これ実は、黒い瞬間接着剤と混ぜて使うと
メチャ使いやすい!ということを発見してから
頻繁に使用しとります!

お薦め度は★★★★★
って感じです




1380647862.jpg



■ウェーブ 黒い瞬間接着剤 高粘度タイプ


これはね、使い方が最初は分からなかったんだよねー
人によって評価が分かれるっぽいんですけど、
僕の場合、現在では手放せないアイテムです

ズバリ言うと、黒い瞬間接着剤のポテンシャルは
硬化スプレーがないと発揮できない!と思う

これね、そのままでは乾燥に時間がかかるし
わりとヒケる量も多いもんだから
「どこが瞬間接着剤じゃい!」ってなるんだと思う

でもハイスピードで粘度を調整できることがわかったんで
結論を言うと、合わせ目け消しに持って来いなんです!

自然乾燥だと結構ヒケる量が多いんだけど、
硬化スプレーを吹けばヒケも少ないし
すぐに作業に入れる!
色がついてるから視認性が良いのも◎です
重宝してますよ!

ちなみに、いつでもすぐに出せるように
さかさまにして保管してあります
こうして保管しないと、なんか分離した液体が
出てくるようになるんだよね

ちなみに、黒い瞬間接着剤をさかさまに保管するアイデアは
横山宏先生の「Ma.K. モデリングブック」で知りました
何度でもいうけど、この本は超お薦めだよ!!

お薦め度は★★★★★
って感じです






■ウェーブ 徳用瞬着硬化スプレー


瞬間接着剤にサッとひと吹きすると、
あっという間に、それこそ瞬間で接着剤が固まる
魔法のスプレー!

とにかくね、待ち時間が要らない、というのは
ものすごい価値があると思うよ!

硬化スプレーはロックタイトにもハイスピードにも使えるけど
とくに黒い瞬間接着剤のポテンシャルを
最大限に発揮できると思うです

逆に硬化スプレーを使わないなら、
黒い瞬間接着剤は意味がない、とまで断言できるよ

いつもブシュー!って必要以上の量を吹き出しちゃうんで
5円玉を挟んでいるんですけど、
それでもまだ吹き出す量が多いんだよねーw
なんとかもうチョイ調整できたらいいんだけどなーw

お薦め度は★★★★★
って感じです






あと、最後に瞬間接着剤の使い方について紹介しときます

1380647275_01.jpg

僕はミンティアの空きケースに
ビニールテープを張り付けたものを台座にしてます
こうしておけば、いつでもビニールテープを
貼りかえれられるでしょ?

で、ハンズで買った針金を使ってね
混ぜたり、すくったりしてます

決して、瞬間接着剤の口から直接パーツに
持っていったりしませんよ
横山宏先生も「Ma.K. モデリングブック」で
「ビヤァーて本体にかかって終わりになります」
と書かれとります!

針金のいいところは、
狭いところにも持っていけるし
先端を曲げたりできるんで
厄介な個所にも狙いをつけやすいんです
先端がダマになって使いづらくなったら
ニッパーで切ればいいだけ!
なかなか経済的で効率的でしょ?

IMG_0608.jpg

こんな感じね!





☆動画ではタミヤとクレオスの流し込みタイプの接着剤の乾燥時間の違いをご紹介しています





[次の記事]
■プラモデルの作り方 制作講座その4.キットの組み立て方のポイント


[関連記事]
■プラモデルの作り方 制作講座その33.道具のお話 その2
セメント関係 / ナイフ関係 / ドリル・ピンバイス関係
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