2014/08/14

プラモデルの作り方 制作講座その27.鏡面塗装のやり方(下処理編)

コトブキヤの「Dスタイル 真ゲッター1」を
制作してます

前回は気になる部分の工作を行いました
曲面の表面処理にはコレしかないぜ!「スポンジヤスリ」の種類について


今回はメインディッシュの
「翼の鏡面塗装」に入ります!


今回の「鏡面塗装」の記事は
初心者の方の参考になると思うので
初心者講座としてエントリしてみます
たぶん全3回になります
今回は「下処理編」です




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真ゲッター1の翼です
カッコいいすなー
この翼を鏡面仕上げするのが
今回の目的です

鏡面塗装するにはパーツの
下処理が大切といわれています
凸凹の表面じゃ仕上がりが汚くなるからね
「うおぉーきれいだぜー!!」
と満足できる仕上がりを目指すなら
下処理がとても大事ということですな

そういえば、おいしいおでんを作るのも
材料の下処理が大切ですよね
ってどうでもいいですね、すいません




■鏡面塗装の下処理のメニュー



鏡面塗装の下処理の
メニューはこうなってます



その1.パーツの成型(180番)

その2.表面処理(400番-600番)

その3.仕上げ(800番-1000番)




鏡面塗装の下処理は
それぞれの段階の目的をハッキリさせ
それをキッチリ遂行することが
大切だと思います

まぁ言ってしまえば通常の表面処理と
何ら変わらない工程なんですけどね
でも心構えがいつもと違うというか
一度進むと、もう後戻りができないのだ
うお、なんかストイックだぜ・・・w

んじゃ、レッツとらいー!(←ぜんぜんストイックではない)



■鏡面塗装の下処理 その1.パーツの成型(180番)



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目的:パーツの成型
使用ペーパー:180番


まずこの段階で
「欲しい形状」の形を決めます
この翼のパーツのエッジなんだけど
このままの形状も捨てがたい気もするんだけど
鏡面に仕上げたいので
エッジは削り取ることにします
鏡面塗装にエッジはいらないぜ!(←なぜか強気)

ガシガシいくのでペーパーは
粗目の180番を使います
エッジを削ってなめらかな曲面に
成型するのがここでの目的ですね



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右が処理前
左が180番でエッジを処理したものです
タイラーやスポンジヤスリで行って大丈夫ですよ
僕はラクしたいんで
「ペンサンダー」という
電動ツールを使わせてもらいましたがww


タイラーやペンサンダーについて詳しくはコチラ!
http://phantom12369.blog.fc2.com/blog-category-31.html



■鏡面塗装の下処理 その2.表面処理(400番-600番)



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目的:
・180番のキズを消す
・パーツのヒケを消す
・エッジの微調整

使用ペーパー:
・スポンジヤスリ(320番-600番)


ここでは180番でついたキズを
完全に消すのが目的です
この段階で消さないと
後で絶対に消えません!
最後まで残ります!
だからしっかりと行いますよ
もしかすると、ここが鏡面塗装で
最も重要な工程かもしれないなー
と思います

使うペーパーは320番から600番の番目を持つ
スポンジヤスリがオススメ!
スポンジヤスリは
曲面にペーパーをかけるなら
コイツ以外に選択肢はない!
と断言できるスグレモノですよ!
ぼくは作業しやすいように
3×4センチくらいに切ってます

スポンジヤスリを持ってない場合は
400番→600番と番目を上げていきます



・3M スポンジ研磨材 中目 (120番-180番)
・3M スポンジ研磨材 細目 (240番-320番)
・3M スポンジ研磨材 極細目 (320番-600番)
・3M スポンジ研磨材 極々細目(800番-1000番)
・3M スポンジ研磨材 超極細目 (1200番-1500番)



※スポンジヤスリは各種メーカーから発売されてますが
番目によって名称が異なってややこしいです・・・
なので別ページで一覧をまとめました!

曲面の表面処理にはコレしかないぜ!「スポンジヤスリ」の種類について



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スポンジヤスリ(320番-600番)で
180番をキズを完全に消しました
パーツのヒケも消してます
あとエッジの微調整もここで行いました

この先は形状を変更することは不可能なので
納得いくまでしっかりやりましょー!
繰り返すけど後戻りはできません
鏡面塗装はストイックな世界なのだ!w



■鏡面塗装の下処理 その3.仕上げ(800番-1000番)



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目的:600番のキズを消す
使用ペーパー:スポンジヤスリ(800番-1000番)


次は800番-1000番の番目を持つ
スポンジヤスリで表面処理の仕上げを行います
先ほど行った600番のペーパー跡を
キレイに消す、ということですね
ここでツルツルにすることで
塗装後に鏡のようにキレイに映り込みます


スポンジヤスリを持ってない場合は
800番→1000番と番目を上げていきます



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比較写真を撮ってみた!

左:600番まで
右:1000番まで

写真でもわかると思いますが
右の方がスベスベですww




一応、ここで鏡面塗装の
下処理は完了です

実は鏡面塗装のペーパー下処理には

「1500番まで行おう」

「いや2000番まで行う」

「いやいや3000番まで!」

と、いろいろな説があると思うんですけど
過去に実験してみた結果
1000番以上の違いは
僕には分かりませんでした
だから1000番まででいいと思うんだけど
どうなんでしょう?

せっかくなんで今回は
その実験を再度してみることにしました
1000番と3000番の違いを比較してみますね
真ゲッター1の翼の形状は2種類あるんですが
片方は1000番で終了します

もう片方は、ここから先は
おそらく必要ないと思われる
「3000番までの下処理」
を行ってみます



■下処理がどこまで必要なのか検証してみる



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用意したのは
「クレオスのMr.研ぎ出しクロス」

このクロスは柔らかいので
僕はタミヤのペーパーよりも
こちらの方が好みです

ちなみにサーフェイサーを吹いた後に
これで軽くなでると
表面がしっとりスベスベになりますw
軽いホコリもとれるので、
ぼくはサフを吹いた後によく使ってますね


では2000番からいってみよう!
あ、パーツは一回、水洗いしました
ここからは感覚的には
「磨き・研ぎ出し」です
前の粉が残っていると
新たなキズがつく恐れもあるんでね
(ホントにつくかわからないけどw)







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右側のパーツにだけ2000番をかけました
どうでしょう?
1000番との違いがわかる?

一見、写真じゃ違いが分からない?かもしれないけど
こういう場合は光の反射に焦点を持っていくと
違いがわかりやすいです
実は右側パーツに比べると
左側パーツの方が反射がぼやけてます
これが1000番と2000番の違いということですね

あと、触ってみると2000番のほうが
さらにしっとりスベスベな
お肌になってますw



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ここでちょっと・・・
実は前々から思っていたことがあってね
こんな疑問がありました


「100均で売ってるメラミンスポンジあるじゃん?
これってさー、プラモデルの表面処理に使えるんじゃね??」


100均はプラモデルのオアシスなんですが
と、僕はそう思っているんですがw
それを実験してみようと思いますた!


で、その結果・・・


メラミンスポンジはペーパーの番目として
2000番よりは上!3000番より下!
だと思いました

つまり
「メラミンスポンジは2500番のペーパーである!」
ということになりましたw

使いどころは、これから考えますw

ちなみに写真のパーツは
メラミンスポンジをかけたものです
2000番より光の反射がハッキリしてますな



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さらに3000番に進みました

比較写真です
右側のパーツに3000番をかけました
左側のパーツは2000番までです

光の反射が違うね
これが2000番と3000番の違いということですね
これで実験の下処理は終了です



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上の翼は両方とも1000番まで
下の翼は両方とも3000番まで

繰り返すけど
3000番までかける必要はないと思うんだけど
それを再確認するために
ここまで行いました
結果が楽しみですな!



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んじゃ洗浄しますー
スジボリのところは歯ブラシで水洗いして
あとは「超音波洗浄機」にお任せ!

ちなみに「超音波洗浄機」は
僕の5つ星のお薦めツールです!
詳しくはレビュー記事をどうぞ!

プラモ製作で「超音波洗浄機」は必須だぜー!



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食器用洗剤を数滴、垂らして・・・



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スイッチオン!
あとは放置ww



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はいー軽くすすいで終了ー!
おつかれちゃーん!
あとは乾燥を待ちます



ということで
鏡面塗装の下処理の巻
いかがでしたでしょうか?
まとめると


鏡面塗装は下処理が大切で
後戻りがきかない作業だから
3つのパートをそれぞれ
きちんとこなすことが重要


ってことですかね



では次回は鏡面塗装の本番
「塗装」に入りますぜ!!
楽しみだなー(←パーツ数が少ないから調子にのっている)



[関連記事]

制作講座その28.鏡面仕上げのやり方(塗装編)

制作講座その29.鏡面仕上げの方法(研ぎ出し編)
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