2013/10/08

プラモデルの作り方 制作講座その8.サーフェイサーの吹き方

前回は「サーフェイサーって何じゃい?それ必要なんかい?」
ということについて書きました
制作講座その7.サーフェイサーって何?

今回は実際にサーフェイサーを吹きますよ!




■何は無くとも、まず洗浄



では、まず始めにパーツの洗浄をします

僕は最初の頃はキットを箱から取り出したら

「まずは禊じゃ、禊の儀式を始めるぞ、
こうすれば精神統一されて、いい作品になるはずじゃて!」

とか思ってランナー状態で
ジャブジャブ洗ってたんですが、
そのあとペーパーかけるんで、
まったく意味がないことに
三体目くらいで気づきました(三体目?)
パーツの洗浄は、ペーパーかけたあとに行いますよ


でね、ペーパーかけたあとに
風呂場で洗面器の中で歯ブラシで
ゴシゴシやってたんですけど、
これかなり面倒くさい、というか疲れる
パーツを無くしそうになって
困ったこともあります

それに、キレイに洗ったと思っても、
乾燥してよくパーツを見てみると
やっぱりカスが残っていることが、よくありました
そりゃよくありました


パーツの洗浄って、
僕にとってかなりのストレスになりました


僕はストレスを感じるのはイヤなんです
どんな工程も、できるだけ楽しんでやりたいのだ

プラモ始めたころは、
「お金をできるだけ節約しよう、いつまで続けるかわからんし」
とお金をかけないような意識だったんですけど
考え方が途中で変わりました


多少投資することで、
そのストレスが解消されるのであれば、
それは必要経費だ、ストレスフリーをお金で買うのだ!
という意識になり、試してみたい道具とか工具とかあったら、
欲しくてたまらなくなり、
実際に自分で試してみたくなったんです


で、買いました「超音波洗浄機」!!!


検討した結果、
僕は洗浄槽が取り外せるタイプのものにしました
「TOSHIBA 超音波洗浄器 MyFresh TKS-210」というやつです





結果、これが大正解!!!

パーツ洗浄がめっちゃラクになりました!
最初に歯ブラシでカスとか取り除いて
食器用洗剤を数適垂らしてスイッチオンすると
3分くらいでキレイになります!
もうこれは手放せん!!素晴らしい!
あのめんどくさい苦労から解放されたので、
気分よかったですよー!



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ということで洗浄中w
パーツが浮きますね



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なので付属のカゴでフタします
ちゃんと沈んでなさい!!



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洗浄してる間に梨を向いて食べましたwww
べつに超音波洗浄器のセールスマンじゃないけどね、
これがなかったら、こんな優雅なこと(優雅?)はできませんぜ!?

あ、ちなみにパーツの下に敷いているのはキッチンペーパーです
キッチンペーパーは、意外と穴場なオススメの一品!
ティッシュと違って繊維が出にくいからね!




■乾燥したらサーフェイサーを吹きますよ



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乾いたみたいなんで、サフを吹きましょう
パーツは持ち手で保持します
持ち手の台は100均で買った猫の爪とぎです
→この辺の道具紹介はコチラで!



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★ポイント!
エアブラシで塗料を吹く前に、
少しだけツールウォッシュを入れて吹きます
たまに詰まっていることがあるんです

僕はいきなり塗料を入れて
「うわー吹けねー、いっかい塗料をカップから出して掃除せんとー!」
なんて泣きを見たことが数回(数回?)ありました。。。


ちなみにツールウォッシュは、
塗料をめちゃ強力に溶かすシンナーです
これで塗料を希釈してプラモに吹いたら溶けるんで、
間違えちゃダメですよ?
でも、ワザとやってみるのも楽しそうねw
今度やってみようかな?www
まぁとにかく掃除専用アイテムです





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★ポイント!
これは僕の方法なんですが、
ツールウォッシュを吹くとき、
もったいないのでブースに向かっては吹きません
捨てるのもったいないので、空き瓶に吹きます
専用のアイテムも販売されてるんですが、
いまのところ僕には必要ないです
そしてこのツールウォッシュは、ナント、
ろ過すると再利用できるんです!

その方法については別の記事で紹介しますね
制作講座その14.ツールウォッシュ(ツールクリーナー)の再利用法


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僕がよく使うサーフェイサーは
ガイアノーツの「GS-01 サーフェイサーエヴォ」です
クレオスのも持ってますが、
ガイアノーツのサーフェイサーエヴォは
クレオスのサフより隠ぺい力が強い気がします

こういうよく使う塗料は
事前に大きいビンに希釈して保管しておきます
一回一回希釈なんてしませんよ、めんどくさいもん
フタにマスキングテープはって
マジックでメモしておけばわかりやすいですね

希釈率はサフ1:シンナー1.8くらいでやってます
1:2だと若干薄いかなーって気がしたし
1:1.5だと今度は濃い気がしたので
今は1:1.8くらいです





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ちなみに希釈するとき、
僕はクッキングスケールを使ってます
「タニタ デジタルクッキングスケール KD-321 シルバー 9351f」
というやつです




でも、こんな神経質にならなくてもいいですよww
僕は「正確に1:2に希釈すると、どんな濃さなのか?」
ということを実際に目で確認しないと
気が済まなかっただけなんです

もう大体、塗料の濃度は感覚的にわかったし、
実際に吹いてみて、あとから濃度を調整すれば済む話なんで
クッキングスケール使わなくてもいいんです
でもなんか使っちゃいますねw

ちなみに、もし買うなら0.1g単位で量れるものがいいですよ
0.5g単位なんて全然意味ないんで、止めてくださいね
(僕は最初0.5g単位で買って使いもんにならなくて返品交換しましたから。。)



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一回目を吹きました
僕は圧力計を持ってないんで、
吹き付けのエア圧を紹介できないですー><

いろんな吹き方があると思うんですけど、
僕は一回目は完全に発色させるつもりで吹きません
下地の成型色の茶色が見えますよね?
一回目はこんなもんでいいんです
なんとなく色がついたら、とっとと次のパーツに移ります

なんかバインダー効果とかいうらしいんですが、
一回で塗りきろうとするより
一回塗って乾燥させて二回目を塗る方がノリがよくて
時間が短縮できて効率がいいんです

一番最初のパーツを吹いて、次のパーツを吹いて、、、
とやっていくと、一周するときには最初のパーツはもう乾いてるから
二回目をすぐに吹けます
実際にはエアブラシを吹き続けてるんですよ




■塗装中でも表面処理とかします



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おおーっと!!!
ペーパー処理漏れをはっけーん!!
腰のアーマー?っていうの?ゲート処理できてないー!
なんてことも、サフを吹いたらわかりやすくなります、ぎゃふん
吹いた直後はパーツに触りたくないので
とりあえずほっといて、ほかのパーツを吹きましょう



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二回目を吹きました
今度は発色させるつもりで吹きます
側面の合わせ目をみてください、って見えませんね?
合わせ目、ちゃんと消えてますね!いえい!



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乾いたみたいなんで、さっきの処理に移ります
600番でゲート跡を処理しました
さすがに、ここで再度パーツ洗浄なんてめんどくさいんで、
歯ブラシとかで掃除してオッケーとします



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おおっとー!!!
合わせ目処理ができてない箇所をはっけーん!!
これもサフを吹いた効果ですねー!
って、こちとら本サフのつもりだったんだよ!!w
見て見ぬふりをするか、きっちり処理するか、
悩ましい所だ。。。。
なんて思いつつ、すぐに処理できるんで処理しちゃる!



★サーフェイサー後に凹みを確認した場合の処理の仕方


まず、合わせ目の凹みを確認したら
ナイフでその凹み穴をぐりぐりします
もう、やっちゃってください!
ここは思い切ってぐりぐりして!
穴を広げるのが補修のポイントです



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はい、瞬間接着剤ハイスピードです
合わせ目けしの時は黒い瞬間接着剤を混ぜましたが
今回はそのまま使います
さっきぐりぐり拡げた穴にキッチリ流し込みたいんで
サラサラ粘度がいいんです



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ハイスピードを針金でぐりぐり穴に置いていきます
僕はミンティアの空きケースにビニールテープを張ったものを
瞬着台座にしてます
なんか年期が入ってきてるなw
そろそろビニールテープ交換しないといけませんねw

この瞬着台座に一回、瞬着を置いてから
針金ですくってパーツにおいていきます
瞬着の口から直接パーツに置いちゃダメですよ





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ここで硬化スプレー吹きます
瞬着があっという間に固まります
すごいよ、このスプレー!





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せっかく吹いたサフを惜しげもなく
瞬着と一緒に削ります
400番→600番で処理しますよ



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もっかいサフ吹いてチェック
よし、消えた!!
ここまで数分で処理してます
これも硬化スプレーのおかげだよ!
ありがとう硬化スプレー!w
ちなみにコンプレッサーのスイッチはオンのままです
サフ吹きながら、こんな処理をやってます



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はい、サフ吹きおわりましたー
おつかれさーんー!
けっこうすぐに乾燥するんで、
このまま本塗装に入ることも多いですね

あとはエアブラシの掃除のやり方について軽く紹介しときます




■エアブラシの掃除のやり方



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もしカップの中に塗料が入っていたら
塗料ビンの中に戻すか、
ふき取るなどします
カップの中はキムワイプで掃除するのがいいですね
ティッシュでやると、次に吹くときに
繊維がパーツにつく可能性があります

「なんでこんなにホコリがパーツにつくんだろ???」
と不思議だったことがあるんですけど
キムワイプ使いだしてからはあんまりないんで、
たぶんティッシュが原因だったんじゃないかと思ってます





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あと綿棒にツールウォッシュをつけて、



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カップの中とか掃除します
ニードルは一回抜くこともあります
そのほうが掃除しやすいですね
その時は、ついでにニードルも拭いておきます



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ツールウォッシュでうがいします
色がつかなくなったらオーケー
2、3回のうがいでキレイになりますよ


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ツールウォッシュは100均のソース入れに
入れて常備してます
ちなみに白がツールウォッシュ
黄色がエアブラシ用シンナー、
赤が水です(水研ぎと、デカール貼りに使います)
こうして常備しておくと、使い勝手がいいですよ!



では、次は本塗装にいきます!



[関連記事]
制作講座その6.塗装について─エアブラシの導入について

制作講座その7.サーフェイサーって何?


[次の記事]
制作講座その9.グラデーション塗装の方法
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