--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2016/03/26

初めて筆塗りをする時に「とりあえずこれ用意しとけ」っていうもの


ごきさんから

>筆塗りを考えているのですが、
とりあえずこれを買っとけ!というものはありますか?

というご質問を頂きまして
筆塗りについては過去記事でも書いてはいたんですけど
わかりづらい部分があるなぁーって感じたんで
今回は補足訂正改訂版(←てきとーに単語を並べただけ)として
記事としてお答えしたいと思いますー


ただ、はじめに言っておくと
僕の回答が唯一すべて、では全くないと思ってるんですよね
その人それぞれにあったやり方というのがあると思うので
参考程度にしていただければ幸いですー


ではいろいろ紹介していきます!



■筆について


1458975082_IMG_4331.jpg

最初のうちは「いい筆」の判断がつかないですし
どれが自分にとって必要な大きさなのか?
っていうのが分からないと思うんですよね


なので、まずは「100均の筆」を用意してみてはどうでしょうか?
というのが僕の意見なのです
あ、種類は「平筆」「丸筆」と両方用意するといいと思います

理由はですね、なんといっても「安いから」ですw
ダイソーなら5本入りで100円なんですよ
しかもいろんな大きさの筆がセットになっているので
「この大きさだと、こんな感じー」
「この大きさなら、こんな感じー」
っていう、それぞれの筆の大きさに対する使いごごちを
気軽に実体験できると思うんですね

そういう感じで、ある程度の使い勝手を掴んでみてから
油絵用の筆とか、500円から1000円くらいの筆とか、
いろいろグレードを上げていくのが
けっこーいいんじゃないかと思います



なお、ちゃんとした筆でオススメの筆については
こちらの記事でも紹介しているんですが


・その21.筆塗りにお薦めの筆


ここで1本だけ紹介しておくと
「Too セーブル長峰No.1 」
これはかなりオススメです
マシーネンの横山宏先生も、筆塗装で有名な「あにさん」も
推奨されているので間違いないです!キリッ







■塗料について


1458975127_IMG_4332.jpg

塗料についてはこちらの記事でも紹介しているんですけど

・その22.筆塗りの塗料の希釈の方法について


結局、何がおすすめなのかわかりづらいですね、すいません

結論としては「ラッカー塗料」
をオススメします

理由は「塗膜が強いのに、乾燥後もシンナーで何度でも復活する」からです
これはデメリットとも言えなくもないんですけど
やっぱり使いやすいんですよね
水性塗料、特に「ファレホ」はオススメではあるんですけど
最初に使うなら、やはりラッカーのほうがいいでしょう、
というのが僕の意見です


色に関して言うと
最初の下塗りにオススメなのは
「マホガニー」です
これはいろんなプロモデラーさんもオススメされてますから
間違いないです!キリッ(2回目)

まぁ仕上げる方向性によって変わるので
一概には言えませんけどーw






■シンナーについて


1458975244_IMG_4334.jpg

これは塗料を希釈するための
「ラッカー専用の薄め液」と
筆を洗うための「ツールウォッシュ」
の2種類を用意します

さらに、製品ボトルのままでは使いづらいので
僕のオススメは100均の「ソース入れ」を
2本用意して、それぞれを入れておくんですね
こうすると必要な量だけチューって出せるんで
使いやすいですー


さらに、希釈用の薄め液に「リターダー」という
乾燥時間を遅らせる添加剤を自分で混ぜておきます
比率はシンナー95:リターダー5くらいで
僕はやっています
これは目分量で大丈夫ですけど
心配なら「キッチンスケール」で量るといいと思います

ちなみにキッチンスケールは0.5g単位では
まーったく意味がないので(返品交換のニガい思い出あり)
値段は張りますが0.1g単位がオススメですねー
でもまぁ、これは最初はいらないかなーと思います







■塗料皿について


1458975382_IMG_4335.jpg

塗料をそのままビンからすくいとって塗ることも
無いわけではないですけど
やはり塗料皿は必要になってきますー

オススメなのは絵画用の陶器製の絵皿で
僕は10.5cmのものを使ってます
これは白だから塗料の色を確認しやすいですし
重さもあるので安定感がありますね
表面がツルツルしてるから洗うのもラクなんです

洗う場合は「マジックリン」を入れて30分放置すれば
ツルリと塗料が取れてピカピカになりますよ
でも、基本的に僕は洗わないんですけどねw


あと万年塗料皿というのもあって、
これも使うんですけど
小さくて軽くてカチャカチャと動くので
底に「ブル・タック」というねり消しのようなものをつけて
固定&傾きをつけて使ってます








■調色スティックについて


1458975500_IMG_4336.jpg

塗料を撹拌して絵皿に出すためにゼッタイ必要です
「竹グシ」とかでも代用できるんですけど
やっぱり正規のものを使うほうが勝手がいいですねー

これは調色するときに
・A塗料の撹拌用
・B塗料の撹拌用
・A+B塗料の撹拌用
と、最低3本は必要になるので
タミヤのものを購入するなら
2本入り×2セット=4本を持っておくといいですよ








■塗料の入れ物について


1458975535_IMG_4337.jpg

これはすぐ必要になるかどうかわかりませんけど
調色した塗料を保管する場合には入れ物が必要になります
空きビンならなんでもイイといえばいいんですけど
ここは素直にスペアボトルをオススメします

タミヤのアクリル用スペアボトルが
メモリがついていて、わかりやすいのでオススメです
僕は箱買いしてストックしてますw







■ウエスについて


1458975558_IMG_4338.jpg

筆を洗ったときにウエス的なものが必要になります

これにつてはあんまり自信がないんですけど
いちおー僕はいまのところ
「キッチンペーパー」を使っています
ティッシュだと細かい繊維が出てしまうので
それはあまり使わないようにしています


「キムワイプ」という繊維の出にくい製品もあるんですけど
僕の場合、これはエアブラシの掃除用にしてまして
筆塗りの場合は使ってないなあ
使ったほうがいいのかな?w
これ、他の方はどうされているのか
何気に知りたいですねw







■筆置きについて


1458975607_IMG_4339.jpg

これは地味なんですけど
何気にあると便利ですよ
僕は自作したんですけど
これも他の方はどうされているのか興味深いですねーw




■換気について


1458976001_IMG_4341.jpg

僕がオススメしたラッカー塗料は
有毒なので換気は必要でして
ぜったい窓は開けて行います

僕は筆塗りするときには
使ってない場合もあるんですけど
(エアブラシの時はゼッタイに使います)
冬の時期は窓を開けると寒いので
防毒マスクをつけて筆塗装して
塗り終わってから換気する、という形で行ってました

たぶん、僕も最初はそうだったように
物々しいと思われるでしょうけど
防毒マスクをつけると一切シンナーの臭いがしないので
僕としては必要性を軽んじることなく
使って頂きたいですねー


シンナーがいかに有害なのかは
この記事でも紹介していますー

・プラモデルQ&Aのコーナー!(エアブラシ塗装関係)








■ブラシエイドについて


1458975674_IMG_4340.jpg

これは別におすすめしませんけど
まぁこういうものもあるって言う紹介ですね
筆のリンス液です
ガイアノーツの「ブラシクリリン」も
似た内容の商品だと思います

これは、これ単体で汚れを落とすんじゃなくて
まずツールウォッシュで筆を洗ったあと、
「ブラシエイド」ですすいでから水ですすぎます
すると筆の毛が、なめらかしっとりしますw
100均の筆には使いませんけど
良い筆には、たまーに使ってます







以上、とりあえず思いつくところをざっと書きましたー
もしなにか不明な点がありましたら
お気軽にドゾドゾですー!

スポンサーサイト
2015/08/17

ウェザリング塗装をいろいろしてみるーの後編(ドリッピング・泥ハネ・オイル汚れ・チッピング・シャドーイング・スス汚れ・サビ・ドライブラシ)


前回の続きで
マシーネンクリーガーの「オスカル」制作してまっす!
ウェザリング塗装をいろいろしてみるーの後編です




■7.ドリッピング(油彩)


薄めの塗料を固い筆に染み込ませて
それを降りかけることで
雨汚れなどの表現ができるそうな
僕、これをやるのは実は初めてですー




1439614971_IMG_3706_881.jpg

豚の毛の筆を使ってみよう
塗料は油彩、溶剤はターペンタインでいってみます




1439615072_IMG_3708_882.jpg

指や調色スティックを使って
キットに向かってピンピンとハジくことで
自然な雨汚れを再現できるんですな
これは面白いねー




1439615606_IMG_3709_883.jpg

ドリッピングが終わった直後の図
で、実はこれ、乾燥したら
ほとんど消えてしまいました
フィルタリングを行うくらいに希釈したんだけど
あれでは薄すぎたんだなー
でもうっすら残ってるんで、
やっぱこれくらいで丁度よかったのかもですー





■8.泥ハネの表現(アクリル)


1439616511_IMG_3710_884.jpg

ハジく系の第二弾です
泥がハネた表現ってことで
先ほどと同じ固い筆で
アクリル塗料のビンのフチについた
やや乾いた感じの濃い目の塗料を筆にとって
ドリッピングと同じように
キットに向かってハジいてみます




1439691787_IMG_3712_885.jpg

おおー!濃い目の塗料を使ったんで
バッチリと泥ハネができましたー
ちょっとやりすぎたかな?
これも初めてだったんで、
変化が面白くて、ついたくさんやってしまうねw



あと、ここで一回クリアーでセーブします
つや消しクリアーを吹きました





■9.オイル汚れの表現(エナメル)


1439692219_IMG_3713_886.jpg

エナメルのクリアーオレンジを使って
オイル汚れを入れてみます
ちょっと彩度を落としたかったので
油彩のローアンバーで調色して、
溶剤は乾燥時間の遅い
エナメルシンナーを使ってみます




1439693963_IMG_3717_888.jpg

塗料を置くような感じで、
オイルが漏れている的な感じとか・・・




1439693206_IMG_3715_887.jpg

筆を下に向かって動かして
オイルが垂れ流れているような感じで
描いてみます
塗料を置いた後に溶剤をチョンと置くことで
シミみたいなのも残せます

ちなみに、このオイル汚れの表現は
「コピック」でやるのも手軽でオススメですー






■10.チッピング(油彩)


次はキズの表現であるチッピングにいってみます
チッピングには、
「シリコーンバリアー」や「ヘアスプレー」を使って
塗膜を剥がす「リアルチッピング」と
今回のように塗料を置いていく
「描くチッピング」がありますな

で、描くときのポイントは
「密度が不均一」になるようにするのが
リアルに見せるコツ、ということなんですけど
ムズイんですよねーw




1439697776_IMG_3718_889.jpg

今回はスポンジを小さくちぎって
やや乾いた油彩でポンポンしてみます
エナメル塗料でもモチロン大丈夫です




1439698947_IMG_3719_890.jpg

僕、このチッピングがヘタなんですよねー
この写真なんて、
「どこだ?どこが一番うまくいった!?」
って場所探して撮ってるからねwww
きっと皆さんの方が上手にできると思うですーw





■11.シャドーイング(油彩)


影となる部分に、暗めの色を入れる表現です
暗く見える部分を最初から暗くしておくことで
人間の「モノを見る目」を補完して
「立体物の立体感」を強調する効果がある、
という理屈みたいです
って、もしかして説明がワケワカメですかね??
なんか上手く言えてない気がするww


これはコピックでもよくやるんですけど
油彩がすごく馴染むんで
今回は油彩を使ってみます




1439700723_IMG_3720_891.jpg

僕、このシャドーイングは
かなり好きな作業でして
筆のタッチっていうんですかね?
それを残す気持ちでやってたりします
これをやってると、なんか自分が
画家になったみたいな錯覚に浸れるんですよw
ただ塗装表現として「実物らしさ」の再現とは
方向が違うと思うんで
別にマネしなくていいと思うですw




1439701054_IMG_3721_892.jpg

こうやって描くのが、なんか楽しいんですよねーw
僕は絵というものが全然描けなくて、
もうスネ夫しか書けないんですけど
プラモデルならデッサンの部分は
すでにキットがしてくれているわけで
僕は塗るだけでいいワケだから、
プラモデルって、ほんとありがたいんだよねぇー
ってそんなんどうでもいいね、すいません





■12.スス汚れの表現(油彩)


1439706356_IMG_3722_893_201508171453537d5.jpg

これは特別、紹介するまでもないねw
少し乾いた油彩をこすりつけて
エナメル溶剤を垂らしたら
こんな感じになりました






■13.サビの表現(ピグメント)


1439776338_IMG_3726_894_2015081714535452d.jpg

サビの表現は、いろいろ方法があると思います
とりま今回はピグメントを使って軽めにやってみよう
定着はアクリル溶剤や、薄めのエナメル塗料です
筆は日本画用の「ボカシ筆」が使いやすいって
たしかアラーキーさんのブログで拝見した気がします




1439778840_IMG_3727_895_20150817145356407.jpg

軽めに、とかいいつつ、
ゴッテゴテになってしまったw ←痴呆





■14.ドライブラシ(ウェザリングマスター)


1439782088_IMG_3728_896.jpg

ドライブラシも、いろいろ方法があると思いますけど
今回はタミヤのウェザリングマスターを使って
凹凸の凸の部分に、少し明るめの色をつけてみます
「塗装の段階でハイライトを入れる」
的な感覚でやってみます
カラーモジュレーションってやつですな

ウェザリングマスターは付属のブラシでこするだけで
塗料が定着するんで使いやすいです






DSC_0347_873.jpg

てゆーことで、
こんな感じで完成としますー
最後にコピックを使おうと思ってたんですけど
その気がなくなって止めちゃったw



DSC_0346_872.jpg

撮影、相変わらずムズイわー・・・
久々にカメラ持ったら
F値って絞ると・・・どうなるんだっけ??
って忘れてたぁぁー



DSC_0349_874.jpg

これって米軍ぽい感じなんかな?
僕、ミリタリーの知識がゼロなんで
全然わからんww



DSC_0351_875.jpg

もっと背景をボカすにはF値を・・
あれ?どうするんだっけ?
なんかイイ覚え方、ないんかなー? ←ggrks



DSC_0361_876.jpg

今回の制作で唯一満足できるのは
識別帯をマスキングなしでラッカーで塗ったことですよw
あ、でもレールガンのシミ、かっこいい!
今回の塗装の中で一番気に入ったー!w



DSC_0364_877.jpg
1439436182_IMG_3674_850.jpg

ウェザリングの開始時と見比べてみるぞな
ずいぶん味がでましたなあw



DSC_0366_878.jpg

今回のオイル汚れは
ちょっと海外モデラーぽいね
向こうの方の作品って彩度が高くて鮮烈なんですよねー

(追記)
にゃにゃにゃんとー!
横山先生からお言葉を頂けましたー!!
ありがたきでございまするー!うるうる

横山 宏 「いいですね。錆び表現の参考に。」



DSC_0368_879.jpg

シャドー部分にはパープルを
最初の段階で入れてたんだけど
最後にコピックでさすのもアリなんですよ

ここで紹介したのは横山先生の塗装術と
あと戦車模型のウェザリング技法でっす!

そうだ、あとマシーネンは
太陽光で撮影するのがオススメです
太陽光で撮影すると解像度が上がって
男前度が200%アーップしますー!


ひとことでいうと
基本塗装の筆のむらむらも
ウェザリング塗装のガスガス汚しも
すべて解像度を上げるための作業なんですよ
解像度が上がればそれだけカッチョ良くなる
というのが横山先生の教えなのですー!




てゆーことで、
よくやっているウェザリングを紹介したり
はじめてやる技法を試しながら
制作しますたー



はじめてマシーネンを作られる方への
応援記事としてやったんですけど
まぁ僕はヘタなんでねーw
もっと上手な方の作品を参考にしてほしいすなー
僕も実際、他の方の作品とか見て
参考にさせて頂いてますしー



ちなみにウェザリングの順番とか
別にこの通りじゃなくてダイジョブですし
行ったり戻ったりと
何回繰り返してもオッケーでっせー!
じゃあ制作を楽しんでくださいましーねん!
2015/08/15

ウェザリング技法をいろいろしてみるーの前編(フィルタリング・ピンウォッシュ・ストリーキング・アルコール落とし・泥・砂・金属感の表現)



マシーネンクリーガーの「オスカル」を制作してますー!
前回は工作と基本塗装をしました
・マシーネンクリーガーの「オスカル」を制作しまーす!



1439436076_IMG_3673_849.jpg

で、ここで完成!ってコトにしても
モチロンいいんですけど、
こういうメカって
「今までが下地塗装で、ここからが本番だぜー!」
みたいな気分にもなりますねーw
なので今回は「汚し塗装・ウェザリング」に入ってみますー!



で、いろんな汚し方があって
「これが正解」とかないと思うんですけど
今回の「オスカル」は砂地やら湿地やらをホバーで
疾走しているイメージなんで
その方向でいろいろなウェザリングを
試してみたいと思いますー





■1.フィルタリング(油彩)


うすーい色のセロファンを
1枚かぶせたような効果をつける
「フィルタリング」からいってみます
「ウォッシング」との定義の違いは
前に聞いたことがあるような気もするけど
忘れてしまったw

でも「フィルタリング」って言葉は
目的をハッキリと表してると思うんで
僕、この単語けっこう好きなんですよねー
今回は油彩で行ってみますけど
エナメル塗料でもできますよ




1439436052_IMG_3672_848.jpg

で、油彩を溶く溶剤は

・ジッポーオイル
・ぺトロール or ターペンタイン
・エナメル溶剤

どれでもいいと思いますけど
たぶん上から順に乾燥時間が
早いんじゃないかなあ?



ちなみにぺトロールとターペンタインの
使用感の違いを僕は知らないんです
本などでは、よくぺトロールの方が出てくるけど
ターペンタインの方がよりプラを傷めにくい、
と聞いたことがある気がする・・・
けど、ほんとに気のせいだったかもw ←紛らわしい




1439436182_IMG_3674_850.jpg

平筆でさーっと塗ります
あ、つや消しクリアーをこの前に吹いてます
デカールの1と8を比べると
フィルタリングの効果が確認できますなー

ここは積極的に色を入れるんじゃなくて
なんとなく色がつけばオッケーって感じかなー
ラッカーで行った基本塗装の各種の色に
なんとなーく一体感が出たかな?
って気分になれば、それでオッケー牧場




1439621302_IMG_3711_871.jpg

ちなみに「油彩とエナメルの使用感の違い」なんですけど
よくわかんないけど
油彩の方は粘度が高くて乾燥が遅い分、
「表面に刷り込まれていく」
ような感触を僕は持ってます
表面に馴染むって感じかなあ?

じゃあエナメルはどうなの?って言われると
けっこう返答に困るです
「表面に乗る」
って感じなのかなぁ?
ちょっとごめん、分からないw
そんなに考えて使い分けてるワケでもないです
上手な方は、キチンと特性を理解して
使い分けてるのかもしれないですねー



ちなみに油彩の色で
本とかでよくオススメされているのは

・バーントシェンナ
・ローアンバー

あと
・ホワイト&ランプブラック
あたりを用意しておくと重宝すると思います





■2.ピンウォッシュ(エナメル塗料)


ピンポイントでウォッシングするから
「ピンウォッシュ」って呼ばれてるみたいです
要は「スミイレ」なんですけどね
でも、ふき取りはしないです

ピンウォッシュの目的は
「ここにモールドが入ってますのよ!」
っていうのを目立たせるってことです
人間がモノを見る時の目を
上手く補完してあげる的な、
つまり人類補完(以下略)




1439436861_IMG_3675_851.jpg

今回はタミヤの希釈済みの
「ダークブラウン」を使ってみます
もちろん普通のエナメル塗料でもダイジョブです
塗る箇所が多いのでビンの筆は使わずに
塗料皿に移して面相筆でチョンチョンと
リベットなどの「段差」に入れていってみよう





■3.ストリーキング(ドッティング)(エナメル塗料)


1439438211_IMG_3677_852.jpg

縦落ちを描いてみます
雨だれとかの表現ですね
「塗料を点付けして溶剤で伸ばす」
というやり方で
ドッティングとも言われてますよね
油彩でもできるけど
エナメル塗料を使ってみようかな




1439439800_IMG_3680_853.jpg

この作業は少し忙しいので
左手に筆を3本用意して
交互に右手に取って使い分けてみよう

a.塗料点付け用の筆
b.溶剤用の筆
c.伸ばし用の筆

と用意してみたです




1439439842_IMG_3681_854.jpg

まず「a.塗料点付け用の筆」で
塗料を置いて・・・



1439439864_IMG_3682_855.jpg

次に「b.溶剤用の筆」で
「塗料の5ミリくらい上」に
溶剤をたらして・・・



1439439991_IMG_3683_856.jpg

そして「c.伸ばし用の筆」で
上から下に向かって塗料を伸ばしてみます
「自分で描く」というよりも
5ミリ上に垂らした溶剤が
「自然に垂れていくのを筆で助けてあげる」
って感じがいいんかな?
まぁ僕はヘタですけどねw


先ほどのピンウォッシュで
不自然な跡が残っていたところも
ここで馴染ませておこうかなー



1439444118_IMG_3687_857.jpg

あとここで一回クリアーでセーブしときます
つや消しクリアーを吹きました





■4.アルコール落とし(アクリル塗料)


次は簡単で劇的に見た目が変化する
「アルコール落とし」です
やり方は過去記事で紹介しておりますです


制作講座その19.自然なウェザリング「アルコール落とし」のやり方



1439452013_IMG_3688_858.jpg

それで、この過去記事を書いた時点では
エアブラシのやり方しか知らなかったんですが
「筆でもできる」って最近知ったので
今回は筆で行ってみます

・アクリル溶剤
・燃料用アルコール
・タミヤアクリル「バフ」

を用意しました
ストリーキングと同じく少し忙しいので
左手に筆を2本持ちます



1439452059_IMG_3689_859.jpg

まず「燃料用アルコール」を
表面に塗りまして・・・



1439452124_IMG_3690_860.jpg

次に薄めのタミヤのアクリル塗料
「バフ」を置いて・・・



1439452442_IMG_3692_861.jpg

もう一度「燃料用アルコール」で
バシャバシャします



1439454534_IMG_3693_862.jpg

乾くとこんな感じです
スモークディスチャージャーの上らへんに
泥がたまったような表現とかできてますなー
これは狙ってやったわけじゃないんですよ
この偶然できる模様とかが
アルコール落としは楽しいんですよねーw
神様からの贈り物だと思ってます


一つ注意点としては
バフを使うってことで
この作業後に明度が上がるので
それを見越して基本塗装の明度を
考えて塗っておくといいかもしれないですー
あ、バフの明度を落とすのもアリかもですね





■5.泥・砂の表現(ピグメント)


1439609379_IMG_3697_863.jpg

次は足回りに泥をつけてみます
今回はピグメントを使ってみます
メーカー様からもいろいろ販売されてますけど
べビーパウダーでも可能だし
画材のパステルっていうの?
これを茶こしでこすっても自作できますねー
こういう粉モノを扱うときはマスク装着を推奨ですな




1439609463_IMG_3699_864.jpg

粉でも、もちろん調色が可能なんですよ
複数の色を混ぜてみますー




1439609667_IMG_3700_865.jpg

すこし濃い感じでつけてみたいんで
マットメディウムを塗ってみよう
乾いたらつや消しになります
木工ボンドだとツヤが出ちゃうのよねー




1439609816_IMG_3701_866.jpg

で、ピグメントを上から振りかけて・・・




1439610100_IMG_3702_867.jpg

さらにアクリル溶剤を
上から垂らすように塗って・・・




1439610254_IMG_3703_868.jpg

ピグメントを茶こしとかで
パラパラと振りかけてみます




1439611886_IMG_3704_869.jpg

乾かして余分な粉を筆で払い落としたら
こんな感じになりました
「アルコール落とし」の不自然な部分も
ピグメントをこすりつけて誤魔化しますw


最初にマットメディウムを塗った部分は
粒子が大き目になりましたな
ちょっとわざとらしくなっちゃったかも?w


ちなみにピグメントをマットメディウムで
こねるように混ぜれば
もっと粒子が大きい泥になる思うです

あとグロスポリマーメディウムで混ぜれば
水分のある泥が作れるんじゃないかと思いますー





■6.金属感の表現(グラファイト)


1439612360_IMG_3705_870.jpg

銀ブラシほど主張させたくないけど、
「ちょっと欲しい」って感じだったんで
ボルトなどいくつかのパーツに
「おれは金属なんだぜ!」
という自己主張を、少ーしさせてみますw

2Bの鉛筆で色をつけて
綿棒でこすれば
それっぽくなりますねー





このウェザリングのいろいろ、
別にやってることは難しいことじゃないけど
上手な方がやるとカッチョいいんですよねー
僕はヘタだけどw
まぁ楽しんでやるようにしてますよーw

横山先生は
「上手く塗ろうとしても上手くならない、
楽しんでやれば上達する」
といわれてますからねー!




長くなるので記事をわけます
後編に続きますー

2014/05/03

プラモデルの作り方 制作講座その23.ガンプラを筆で塗装する方法

前回は筆塗りのキモである
塗料の希釈の仕方と
それらの準備と片付けについて
紹介しました


今回は実践ですね
実際に筆塗りをしていくにあたって
お薦めの手順ってのがあるんで
それを紹介してみます


いや、別に参考にしなくても
いいんですけどね
でも、この手順を踏めば初心者でも

おーカッコいいじゃん!
おれ結構上手いかも?
上達しちゃったかもー!?
おれ天才かも!!←

みたいに満悦できる・・・・
かもしれませんよw




●ガンプラを筆で塗装する方法 その0
「照明は大丈夫?!」





えと、塗装作業の話をする前に、
とても重要なことがひとつありまして
それは何かというと
「照明」についてなんですね


ちょっと結論から書いていきますと
この世の中には
「色評価用蛍光灯」
というものが存在するのです

これは「色を正しく見れる光」を照らす蛍光灯でして
色を扱う仕事の方とかは、
この蛍光灯を使われているようです


巨匠の画家は窓の方角を考えてアトリエを作った、
みたいな話もあるみたいですけど
塗装するときに照明ってすごく大切だなーって
この色評価用蛍光灯を使って、
僕はそれに気づけた気がします

この蛍光灯って、色を見る以外にも
なんかメンタル的にいい感じなんですよ
このライトを点けると、
不思議とポジティブになるというか、
よし、やろー!って明るい気分になるんです
子供の勉強用とかにも
すごく良いと思います
集中力が出る気がしますよー


僕はこの記事でも書いたんですけど

■「Zライト」&「色評価用蛍光灯」がヤバイ!!



「照明が悪いと塗りづらい」ということに
気付けずに何年もずーっとストレスを感じながら
作業していて、

「こんないいものがあるなら早く教えてよ!w」
って思ったので
「その0」としてここに紹介しておきますね

すぐに準備できなくても
こういうものがあるって知っておくと
あとで得するんじゃないかと思いますー





●ガンプラを筆で塗装する方法 その1
「試し塗りプラモデルを用意しよう!」




01da3596d6414a0793403ff0b56d5fb25a6272c8e1.jpg

んじゃガンプラを塗装してみます
HGUCのズゴックに登場してもらいました
これを筆塗りしていきましょー!
・・・って、
もうすでに筆塗りされてましたねw


実はこのズゴックは
「試し塗り用」として
テキトーに塗って
机に放置していたんです
筆塗り練習用として
用意してたのね



あのね、やっぱプラモデルを塗装するからにはね
上手く塗りたいと思うじゃん?
バッチリ完成させたいと思うじゃん?
完璧に遂行したいと思うじゃん??


でも・・・


それは悪いことではないんだけど
なんか精神状態と言えばいいのかな?
逆に失敗を恐れちゃうんだよねー
冒険ができなくなるというか
気軽にいろいろ試すことが
できなくなっちゃいがちになるのね


筆塗りなんてのは楽しめばいいわけで
たとえばある色を塗って
「気に入らないなー」
と思えば
「今までのは実は全部、下塗りでしたー」
ってことにして
全部その上から新たに
塗りつぶしちゃってもいいんです


この考え方は横山宏先生の
モデリングブックで知った
僕の今の大切な制作姿勢となってます
ガンプラにしか興味がない方にも
モデリングブックは超お薦め!
プラモデル界のバイブルなので
一読ならず十読してほしい本ですねー

→モデリングブックのレビュー記事はこちら!


ということで、このズコックは
ただの下塗りなんです
だからここから何をしても
痛くもかゆくもないのだー!w



●ガンプラを筆で塗装する方法 その2
「胡粉ジェッソでテクスチャーをつけよう!」




01aa63c8ed9c59d00c7618ba9bb11e3f5ea0b4bcef.jpg

はい、ガンプラ用意しましたね?
洗浄は済みましたか?
はい、では塗装に入りましょー!

でもその前に・・・
そのまま塗料を塗り始めるのも
アリなんですけど
僕はまず最初に
「テクスチャーをつける」
ことを行うことをオススメします


これは鋳造(ちゅうぞう)表現とも言われてて
ザラザラの質感をプラモデルに
再現することです
特にAFV系では頻繁に
使用されている技法ですね


このテクスチャーを
最初につけることで
なんか見栄えが良くなるんです
「上手く塗れた!」って
錯覚させることができるのだw
情報量が増えて解像度が上がるから
リアリティが増す、
みたいな理屈らしいですよ



鋳造表現のやり方なんですが
ラッカーパテを使う方法でもいいんですが
もっと手軽に行える
僕がお薦めの方法が
「胡粉(こふん)ジェッソ」
を使うこと
これ希釈なしで、筆で塗るだけで
簡単にテクスチャーを
つけることができるんです!
プラモ用品ではないんですけどね
画材屋さんで手に入りますよ


これをテクスチャーを付けたい部位、
肩アーマーとかシールドとか
別に全身でもいいよ
塗りたいところを筆で塗っちゃいます
ムラとか気にしなくていいです
テキトーにサッと塗っていけばOKです
難しいことは考えなくて
気楽にやっちゃって!

→胡粉ジェッソのレビュー記事はコチラ!



●ガンプラを筆で塗装する方法 その3
「マホガニーで下塗りしよう!」




01c22c59f5d15999ca2fb9ac438123b6b16e4d14ce.jpg

たとえばの話
全身をカーキで塗りたいとするじゃん?
その場合、いきなりカーキを塗るのでも
別に構わないんだけど
たぶん、それでは納得のいく
作品にはならないのね


まず塗料が塗面に乗らない
プラモデルの成型色が消えなくて
「おかしいなー?塗料が薄いんかな?」
とか思って塗りたくって塗りたくって
やっと発色しても
改めて眺めてみると
なんだか味気ないものに・・・


まぁこれは僕の実体験なんですけどねw
カーキが基本塗装だとすると
その下地に色を置きたいのです
これは次に塗る塗料の定着を助ける意味と
筆塗りならではの深みや味を
作品に与える意味があります


そして、この下地の色に適しているのが
マホガニーという茶色です
この下地塗装のマホガニーは
多くのプロモデラーが実践されていて
僕もやってみて気に入りました


このマホガニー下地塗装で大切なポイントは
「見える全てのところに塗料が行き渡る」
ということです


前回オススメしたように
100均の筆を使って
とにかくガシガシとマホガニーを
塗りたくってくださいな!
最初の最初なので念入りに
奥の方までね!
これが一番重要です


筆ムラとか一切気にしなくて大丈夫!
濃い所と薄い所があっても大丈夫!
成型色が見えてても大丈夫!
とにかく一回塗料がつけば
それでオーケー!



01b8139ee7e4d171c438012543cbe93e9cd3cc8eeb.jpg

塗料の希釈は薄いくらいで
ちょうどいいです
胡粉ジェッソを塗っているので
色は乗りやすいよ
胡粉ジェッソがサーフェイサーの役割を
果たしているんですね




●ガンプラを筆で塗装する方法 その4
「基本塗装は薄い色から塗ってみる!」




あんま難しい話は
したくないんだけど
色には発色しやすい色と
発色しにくい色があるのね
たとえば黄色と黒では
黒の方が発色しやすい

だから、例えばガンダムの目を
塗るとするじゃん?
その場合、手順としては
黄色を塗ってから
目の周りの黒を塗る順番が
やりやすいです

逆の順番でやったら
黄色が上手く発色しないのね
どす黒い黄色になるかもです
色は下にある色の影響を受けるのね
(ただ、これを実践するなら
ラッカーで黄色を塗った後
エナメルで黒を塗ってはみ出たところを
エナメルシンナーでふき取るのがラクですが)



だから教科書的にいうと
薄い色→濃い色
という順番で塗るのが
セオリーなんです
(正確にいうと隠ぺい力が弱い色から塗る)
これは基礎知識として
覚えておくといいと思います


でも実際はどっちの色が
濃いのか薄いのかなんて
分からないこともあるから
実はあんまりこだわらなくても大丈夫!
特に広い面なら濃い色から
塗ったって全然大丈夫ですよ
僕なんかあんまり気にせずに
塗りたい色から塗るなんて
しょっちゅうですw



●ガンプラを筆で塗装する方法 その5
「筆は塗料を置くように使ってみる!」




筆の使い方については
講釈たれるほどのウデはないんですけどね
僕は初心者の頃に
分からなくて困っていたので
参考になればいいな、
という思いで書いてみます


教科書的にいうと

塗料の希釈は薄めで、
まず横向きに塗り
乾いたら縦向きに塗り
乾いたら斜めに塗り
薄く何度も重ねることで発色させる

なんてことを書いてありますが
僕はこの筆の運びは
あんまりお薦めしませんねー



僕も最初はそれを信じて
筆塗りしたんですけどね
上手くいかないわけですよ

「筆ムラだらけで汚いぃぃ!」
「縦横斜めにしてもムラは残るよぉぉー」

と困ってました
でも今では、
それは考え方というか
捉え方が違っていたな、と思います



筆塗りの魅力というのは
色んな色が混ざり合って
複雑な色味が再現されるところにある
と思うんだよね
均一で美しい塗面を目指すなら
エアブラシを使えばいいんです
まぁ
「んなことわかっとるわ!
エアブラシを用意できないから
筆で塗るんじゃいー!」
と言われればそれまでなんですがw


筆の動かし方としては
縦横ナナメなんて気にしないで
チョンチョンと塗料を筆で置くように
ムラとか気にしないで
塗っていくのがいいと思います
「これはムラではなく味なのだ!」
ということにすればいいw


010d1789ba37d3da873b5fce7790dbceb2358923ea.jpg

特に僕のオススメの色の組み合わせ
「ジャーマングレー」と「クリアブラウン」
これをザッと筆でとって
メカメカしい機関部とかに置いていくんです
しっかり二色を混ぜて一色にするんではなくて
あくまでも二色をテキトーに混ぜて置いていくのね
鉄が少し錆びたような
いい塩梅になりますよ!



●ガンプラを筆で塗装する方法 その6
「塗料を置いていったら下地が溶けた!・・・だがそれがイイッ!」




塗料を置くように塗っていくと
下地が溶けていくかもしれません
これを「下地が泣く」というんですが
泣いてもまぁ別にいっかー、
というスタンスでいくのが
精神上よろしいと思いますw

むしろ多少は泣くくらいの方が
下地の塗料と上地の塗料が混ざって
複雑な色味が再現できるよねラッキー!
くらいのおおらかな気持ちで行うのが望ましいw
ラッカー塗料の欠点を利点として
捉えるということですね
プラモデルの塗装面をパレットとして
使うくらいの気持ちです


018cab2ce682ff5de0febaf9ed3edc659e1c53ee5a.jpg

ズゴックのミサイルの周りとか
サビが浮かんでるように見えますよね?
これサビ色で塗ったんじゃなくて
ミサイルを塗った塗料が偶然溶け出して
いい具合になったんです
こういう偶然を利用ちゃうのも
筆塗装の良い所です!



●ガンプラを筆で塗装する方法 その7
「塗料皿は洗わない、コクと旨みが凝縮された秘伝のタレなり!」




0112948f91f800287d77b32a44bcb9a02165fa7c08.jpg

塗料皿を毎回洗うのはめんどくさいw
むしろ残った塗料は秘伝のタレと理解すべし!
このコクと旨みが凝縮された古い塗料が
新しい塗料に混ざっていきます

これはラッカー塗料の特性で
乾いてても、うすめ液を垂らせば
何度でも再利用できるんですね
これは欠点でもあり利点でもあります
というかね、これは物凄い利点だと思いますよ

この特性を利用して
古い塗料と新しい塗料を
ざっくり混ぜて筆で塗面に置いていくと
ランダムでいい感じになることが多々あります
ポイントはしっかり混ぜない、
ざっくり筆先で混ぜる、ということですね





01cd91101a668d32ede284ed6b4c5591708f6281e8.jpg

と、こんなそんなで
筆塗りで完成したズゴック


実際は基本塗装の後に
ウォッシングやドライブラシ、
アルコール落としを行っているんですが
筆塗りで完成させましたよー

どうですか?
筆塗装って
面白そうじゃないですか?
手軽に気楽に楽しめますよ!
やったことがない人は
あんまり気張らずに
一回挑戦してみてくださいましー


[次の記事]
制作講座その24.ガンプラをエアブラシ塗装する時のコツ


[関連記事]
制作講座その21.筆塗りにお薦めの筆

制作講座その22.筆塗りの塗料の希釈の方法について

・初めて筆塗りをする時に「とりあえずこれ用意しとけ」っていうもの
2014/05/01

プラモデルの作り方 制作講座その22.筆塗りの塗料の希釈の方法について

0103d8703311c1a1f0895a8e8f8fdd4b7e8410d351.jpg

前回は筆塗りの
お薦めの筆の紹介をしました
今回は塗料の希釈の方法についてお話しするですよ!



●筆塗りで使用する塗料の種類


まず最初に簡単に
塗料には種類があるということを
説明しときます
大別すると以下の3種類です


1.ラッカー塗料
2.水性アクリル塗料
3.エナメル塗料



難しい説明は止めますが
1→2→3
の順番で塗っていけば
間違いないです
なので「下塗り、基本塗装」
に使う塗料はラッカー塗料を使います



014b1b9d1e7575cc87bd41f4b8f0b59381a8207e25.jpg

最初は模型コーナーにいっても
どのビンがどの塗料の種類なのか
分かりづらいと思いますが
ビンをよく見ると分かります
写真は左から
・水性アクリル(クレオス)
・ラッカー(クレオス)
・ラッカー(ガイアノーツ)
・水性アクリル(タミヤ)
・エナメル(タミヤ)
です


水性塗料についてなんですけど
僕は水性塗料はお薦めしませんので
説明を除外しますw

(※改定)
考え方が変わりました
水性アクリルのファレホはおすすめです

・水性アクリル塗料の「ファレホ」を、かなり気に入ってしまった!



ラッカー塗料のメーカーとしては
クレオスとガイアノーツの2社がメインですね
僕はクレオスのラッカーが好みで
主にクレオスの塗料を使ってます
ガイアノーツはピンポイントで
色を持っているって感じです
まぁこれは好みなので
どっちのメーカーでも構いません
もちろんラッカー塗料同士なので
メーカーが別でも混ぜて使えますよー


ということで、
以下はラッカー塗料を使用して
筆塗りする方法、ということを
知っておいてくださいませ
では次に希釈について説明します




●筆塗りに適した塗料の希釈とは?


僕が筆塗りをしようと思った時に
一番分からなかったのが
「塗料の希釈について」
なんですよねー
「どれくらいの濃度がベストなのか?」
ということですね
これが本当に分からなくて
最初のうちは困っていたんだけど
はっきり言おう


今でも分からん!!www


でも一つわかったことがある
それは
「あんまり気にしなくていい」
ということです


これ「ホンマかいな!?」って
自分でツッコミ入れたくなるけど
ホントにあんまり気にしてないw
というか、気にならない方法で
塗っている、といえばいいのかな?



塗料というのは、
空気に触れれば乾いていくわけで
厳密にいえば常に希釈率は変動している
ベストな希釈率は
気温や湿度によっても変わるし
塗料一つ一つの色によっても違う


ということが分かってきたんです
じゃあ、どうすればいいのか?
ということで
僕が今やっている方法を紹介してみます




●筆塗りの方法 その1 塗料を撹拌します


010ea6eb36ebabbd74c72ca04bf37f06570cae7dfb.jpg

ビンのフタを空けると塗料が入っていますが(当たり前ですねw)
底に顔料成分がたまっていて
シンナーと分離している状態なので
しっかり撹拌するのが
塗装の最初にやることですね
グルグルしっかりとかき混ぜるだけです

その混ぜる道具なんですが
僕は最初はお金をケチって
竹串でやってたんですが
塗料をキレイにふき取れないのが
精神的なストレスになってw
専用の撹拌棒を買いました
タミヤの「調色スティック 2本セット」というやつです

これが「最初からこれを買っとけばよかった!」
と思うほど使い勝手がよくて
ストレスから解放されました!
悪いことは言わないから
これはゼヒ買ってください
一度買えば一生使えますw

そして最近はウェーブの「ペイントミキサー」という
電動の攪拌機を買ったんですが
これがまた「最初からこれを買っといてもよかった」
と思うくらいの便利ツールでございますw
でもいきなり初心者には
敷居が高い気もするので
最初は調色スティックでいいかな?って思います

→ペイントミキサーのレビュー記事はコチラ!







●筆塗りの方法 その2 塗料を塗料皿に出します


01a30a9177204f4e132539ecfd8f8e303cdfc4b49c.jpg

写真の塗料皿は画材屋さんで売っている
一枚100円の絵皿です
これはモデリングブックで
横山宏先生がオススメしている一品ですね
実際に使ってみると
とてもいい感じなので愛用してます!
万年塗料皿だと不安定で
チャカチャカして扱いずらいので
どっしりと安定している
絵皿の方がいいですね

いろんな塗料がついたままですが
これ、決して不精で洗ってないワケじゃないですよ?w
ワザと洗ってないんです
その理由はおいおい分かります



0112948f91f800287d77b32a44bcb9a02165fa7c08.jpg

撹拌棒についた塗料を
絵皿にコンコンやって
塗料を出します
塗料はこれくらいで結構な面積を塗れますよ
むしろ撹拌棒についた分だけで
足りる場合もよくありますね



01afe17d3409e8488cca0eadd2dff3bef17e50470d.jpg

撹拌棒についた塗料も
筆でふき取るような感じで
もったいないからねー
貧乏性なんですw



01c8097a75b74eaeb404b04196a821f7f887a8f25b.jpg

ちなみに絵皿の裏には
ラッカーとかエナメルとか
塗料の種類を書いてますよ
ラッカー用の絵皿、エナメル用の絵皿、アクリル用の絵皿
という具合に分けているんですが
枚数が多くても裏を見れば一発で分かるから
あー間違えちゃったよー!
てなことにはならんワケですw
ラッカーはよく使うので
ラッカー用だけで3枚くらい使ってます



●筆塗りの方法 その3 万年塗料皿にラッカーうすめ液を出します


012ace9cd23254c9fb5dc91bcd3ca13bdcf7247f9c.jpg

希釈用のシンナーですが
僕は普通のMr.カラーうすめ液(エアブラシ用ではない)にリターダーを
入れたものを使っています
比率はシンナー95:リターダー5くらいです
リターダーは乾燥を遅らせるもので
入れたほうが塗りやすいです(←自分で検証はしてないけど、そうらしいw)
これをハンズで購入した水差しに入れて
常備しています
竹串と針金でフタをしてますね
こうすれば作業がしやすいのでオススメです
(容器は100均のソース入れでもOK!)

万年塗料皿は
少し傾けてあるのもポイントですね
こうしておけば少量ですむから
節約になるのだw



0117660a4efad132ddd06ef04cabe0f7bad78cef3b.jpg

あと、もう一つ方法があって
「空き瓶にリターダー入りシンナーを入れて常備しておく」
これでもオーケーです
この方法だと使い続けると
シンナーに色が多少入っていくんだけど
フタを空けるだけで
塗装に入れる手軽さがあります

僕は絵皿にも少しシンナーを垂らしたいので
最近は先の方法で行うことが多いですが
どちらの方法を選ぶかは好みですね







●筆塗りの方法 その4 筆にシンナーをつける


017d45d9824aef1f2ca5e5c5ed94aaac2756d94734.jpg

いや、まぁw
こんなの写真で
紹介しなくてもいいんだけどねw
塗料にうすめ液を入れて希釈するんじゃなくて
筆にうすめ液を含ませる、っていうのが
今回紹介している筆塗りのやり方の
ポイントなんですね

最初に塗料をシンナーで希釈して
希釈済みの塗料を用意して
それから塗っていく方法もあるんですが
(というか最初はその方法しかないと思っていた)
田中克自流 飛行機模型 筆塗り塗装術
という本を読んで
僕は今のやり方に落ち着きました



●筆塗りの方法 その5 塗料を筆につける


01c15daa3c91237b99c7ce7957448dfa8e3b6f6dc4.jpg

絵皿に取った塗料を筆でとります
撹拌棒からそのまま取るのも
全然オーケーで僕はそうしています
絵皿の上で塗料を希釈することを
行っているわけです

田中克自流では塗料を
空き箱に出して乾燥させて
そこから面相筆で塗っていくんですが
僕はちょっとアレンジしてます



●筆塗りの方法 その6 塗料を置いていく


01e0bb2847760d012d51e4c30924300dd17ba9e0e4.jpg

さて、肝心の筆の運び方についてですが
実際、僕は解説できるほど
エラくはないんですがw
「ザーって塗る」というよりは
「チョンチョンと置いていく」
というニュアンスの方が近い気がします
この辺はまた実践編で説明します



01b1ecdcf545aa3c7270d6bf43449348635f9767f2.jpg

調色スティックについた塗料で
ここまで塗れました
どう?これくらいの量でも
結構、塗れるもんでしょ?

こんな感じで絵皿の塗料と
万年塗料皿のうすめ液を
行ったり来たりしながら
塗っていくんです
だから希釈率とかわかりません
塗料を塗面に置いてみて
薄いと感じたら塗料をつける
濃いと感じたらうすめ液をつける
そうやって調整しているわけです



●筆塗りの方法 その7 筆を洗う


010b45f097d874339840cf15e2a5d1358a8e53e0e5.jpg

塗り終わったら片付けに入ります
筆を洗うためのビンを用意します
中にツールウォッシュ(洗浄用のシンナー)が入っていて
これを常備しています
これに筆を含ませます
ちなみにツールウォッシュは再利用できるよ!

→ツールウォッシュを再利用する方法はこちらの記事!



01ec19666864164da73e08a5a17e2504cb61fe826c.jpg

筆に含ませたツールウォッシュをキッチンペーパーに
染み込ませるようにふき取ります
これを何回か繰り返して
ペーパーに色がつかなくなったら
筆の洗浄は終わりです
筆を押し付けすぎると穂先が痛むので
軽く線を描くような感じですね
ティッシュペーパーでもいいんですけど
ホコリなどがつきにくい
キッチンペーパーの方がお薦めですね



015ab5bdb0721c44d5400e645ed4b68273846d0e88.jpg

調色スティックもキッチンペーパーで拭いてキレイにね!



011fab49d658b3a5d877766e0c052b170b00483e6b.jpg

塗装が終わって
絵皿を保管するときには100均で買った
ジップロックにいれています
ホコリ対策ですね
ちなみにラッカー塗料は乾燥しても
薄め液を入れればナント復活するんです!
だから絵皿は洗いません
これはラッカーの欠点でもあり利点でもあるんですが
説明はまた次回に




と、筆塗りの一連の流れはこんな感じです
どうですか?
準備も片付けも1分くらいで終わりそうでしょ?
思ってたより簡単でしょー!?



では次は実際に塗っていきませう!


[次の記事]
制作講座その23.ガンプラを筆で塗装する方法


[関連記事]
制作講座その21.筆塗りにお薦めの筆

・初めて筆塗りをする時に「とりあえずこれ用意しとけ」っていうもの
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。