2015/12/06

プラ板カットの道具「チョッパー2型」を使ってみますた!


ずっと前からずっと気になっていた
プラ板などを正確にカットできる道具、
「チョッパー2型」を導入してみました!




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今までプラ材の切り出しには
デザインナイフ or NTカッター&T字定規とか
プロモデラーの岬光彰さんが考案された
「スライド定規」などを使っていました

(スライド定規については、この記事で紹介してますー)
・プラモデルの作り方 制作講座その32.プラ版を正確に切り出す方法(その1)




ただ「60度や30度などの角度があるものを
正確に切るのって意外と難しいなー」
って先日感じたということと
大量に同じ形のものを生産する場合に
作業的にも時間的にも効率がよさそうだったので
「チョッパー2型って、どんなもんなんー!?試したい!」
って気分で購入してみましたー




■「チョッパー2型」って何?


まずチョッパー2型ってどんなモノなの?
っていうのを紹介してみます



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ええと、紙を断裁するための
「ペーパーカッター(裁断機)」ってのが
あるじゃないですか?
あれのプラスチック用って感じですかね


台座にはメモリが付いてます
海外製なのでこれインチ表示なんですよね
でもココのメモリは
多分使わないんじゃないかなー?
実際に使用する場合は、もっとキッチリと
計測してから裁断しそうな気がします


それから治具として角度を出すための
30度、45度、60度、90度のガイドがついてますね
上側には、その治具を固定できる
ストッパーが2コついてます
これでプラ材を均一な幅でカットできて
しかもお手軽に量産できるワケですなー





■「チョッパー2型」で切断できる大きさと厚みについて


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構造としてはハンドルに刃がついていて
それを手で押し下げて断ち切る形になってます
この刃の長さが40mmってことなので
切断可能な大きさは40mmまでなんですねー


次に何ミリのプラまで裁断できるのか?
ってことですけど
刃の露出が6mmとのことで
6ミリまでの厚さなら一回で裁断が可能とのことです
切りたいものがそれ以上の厚さの場合は、
素材をクルクル回転させて刃を入れていって
折る形になるみたいです


ちなみにカッティングマットは正方形です
使っていくうちにマットが消耗していくみたいですけど
マットを回転させれば4面が使えるとのことです
さらに裏返しても使えるそうなので
全部で8面使えるみたいです、効率的じゃんー
いやー、これ作った人、天才ですね




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ちなみに「チョッパー2型」という名前から分かる通り
チョッパーには「1型」と「3型」もあるんですよ
これは必要なら自作してみようかな?
って気になりますね
自作している方も結構いらっしゃるみたいです


僕は今回は替刃(8枚)と交換マットがついた
3点セットを購入しました
これで暫くの間は夜も安心ですな







■実際に使ってみる


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ほいじゃ、使ってみませう!

まず0.3mm、0.5mm、1.0mmのプラ板を
幅30mmで用意しました
これを1mm幅で、それぞれカットしてみます

切り出す1mm幅については
1mmのプラ棒を刃と治具の間にはさんで
それを上部のストッパーで固定しました
これで正確に1mm幅でカットできるハズです




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0.3mmプラ板を切ってみました
パチンって感じで切れますね
ちゃんと均一な幅で切れていると思います
あと作業時間がめちゃ早いですね
当たり前だけどナイフで切るより全然ラクです
これもうエバーグリーンのプラ材とか必要ねぇな!? ←ほんとか?




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続いて0.5mmプラ板を切ってみました
切る感触は0.3mmプラ板と
そんなに変わらないですね
別に問題とか感じないです

あれ、今気づいたけど
切り出したプラ材の幅を測ってみたら
1.1mmでした
1.0mmで設定したつもりだったんだけど
さっきの方法で行うと
サイズが0.1mmプラスされるみたいです
調整が結構シビアかもしれないですなー




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次に1.0mmプラ板を切ってみます
1ミリのプラ板を幅1.0mmで切るのは
手作業では困難なので、これはどうなるか楽しみ!
上手くいけば1ミリ角棒を量産できちゃうかな!?
とか思いながら切りました
1.0mmプラ板は切るのに少し力が入りますね
でもバチン!って感じでちゃんと切れました

で、正確に切り出せたか?についてですけど
並べてみると写真じゃわかりづらいけど
1本は割と正確に四角形の角棒として切り出せました
でも他の4本は正方形とは言いがたい?

これ原因がわかりました
断ち切る時の衝撃で治具がズレて行ってるんだね
1ミリ厚のプラ板だとソコ注意ってことですねー




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次に角棒を切ってみます
1mm、2mm、3mm、5mmの角棒を
10ミリ幅で切ってみました

5mm角棒はかなり力が入りますが切れました
断面ですが、やっぱちょっと歪んでますねー
手で切り折るよりはキレイだと思うけど
やっぱり断面の処理は必要な感じです




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あと丸棒を切ってみます
ころころ転がるんで手前を治具で
抑えて置いたほうがいいですね
断面は角棒と同じで処理が必要な感じです





■ちょいと制作してみる


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ではちょっとチョッパー2型を使って
制作をしてみます

ちょっと脇道っぽくなるけど
ペーパークラフト用紙ってのがあって、
この用紙の裁断にも使えますね
カッターとかで切った時の「かえり」が全くなくて
パチって感じで気持よく切れますな




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三角形を印刷したものを裁断のアタリにして
ひたすら切って・・・




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で、自作のトレース台(笑)を使って
台紙のウラに印刷したアタリを元に
先ほどのチップを貼り付け・・・




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こんな感じで、虹色三角形をつくってみた
先日なんとなく作ったこのデザイン、
やたら自分で気に入ってしまったんですw
精度に関しては、まずまずだと思いました
チョッパー2型のお陰ですほんとうにありがとうございました ←




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で、壁のミニperfumeコーナーに貼り付けてみた
んー、、、
写真で見ると変な宗教に入信してるみたいで
ちょっとキモいな・・・w
実際に見ると結構いい感じなんですけどねーw

てか、僕ほんとperfume大好きなんです
ニワカですけど本当に大好きで(以下略)



まぁそんな感じで
チョッパー2型のレビュー?でしたー
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2014/11/21

プラモデルの作り方 制作講座その33.道具のお話(その5 ハンディルーターMk.1 AC・精密ヤスリ・スーパースティック砥石・Mr.SSP (瞬間接着パテ) ・デジタルノギス)


前回に引き続き、道具のお話です!
今回でラスト!


●ウェーブ ハンディルーターMk.1 AC

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やっと、このツールを紹介できる日がやってきました!
ウェーブのハンディルーターMk.1 ACですね

僕的に、このツールとの出会いは
思い出深いんだよなー
あれは、僕がプラモを始めて3体目となる
ハイゴックを作っている時だった・・・


-----(以下、どうでもいい話なんでスルーしてください)-----


「今回のテーマは改造だ、素組みじゃなく、
改造に挑戦してみよう!
ハイゴックの肩のアーマーのモールドに穴を開けよう!
おれは、ここに絶対に穴を開けたいんだ!!」

と思い立ち、パーツ形状を検討の結果、
肩アーマーの内側についている
ダボ穴を取り払おうと考えたのね

しかし
「そのためには、どういうコトをすればいいのか??」
ということが分からずに
エッチングソーを使いながら格闘の末、
長時間かかってなんとか切り飛ばし
さらにタイラーで仕上げるのにまた長時間、
たぶん合計で4、5時間はかかったと思う



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片側だけでスゲー疲れた

「こんな大変な思いを、二度もするのはイヤだ」
といろいろ調べてると
どうもリューターという道具が
この世の中にはあるらしい、ということを知りました

「電動ツールとはものものしい、
しかも高額ではないか・・・」


このころは「いつまでプラモ続けるか分からない状態」なので
道具に数千円もかけるためには、
それなりの決意が必要だったんだけど
清水の舞台からバンジージャンプする気持ちで
初めて高額な道具を手に入れました
それがリューターだったのね


で、手に入れて使ってみたら
数時間かかった作業が数分で可能でした


「必要な道具というのは必要だ、
だから「必要」というのだ
ストレスになるくらいなら必要なものは買おう、
時間と労力とストレスから解放されるなら、
それは必要経費だ、ストレスフリーをお金で買うのだ
一度買えば一生使えるしな!」


と、この時に僕は割り切るというか、
吹っ切れました
今でもこの思いは変わらないし
僕の道具に対する姿勢の根幹をなしているんだけど、
そのキッカケとなったツールが
このリューターだったのです



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思い出深い3作目となったハイゴックw


-----(どうでもいい話 おわり)-----


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ということでハンディルーターMk.1 ACなんですけど
ビットが8本付属してます
コレットとかいう接続する道具もついてますけど
使ったことないですw
レンチもついてたけど、今どっかに行ってるなw


僕が良く使うのは円錐のカッターと
1.0ミリのドリルですね
回転数は3000から23000(回/分)ということですけど
ほぼ低速でしか使ったことないなー
あんまり早いとプラが溶けてしまうんで
その調整ができるあたりも
このリューターの優れている点かもしれないですな
とにかく使いやすいんで
愛用しているモデラーさんが多いみたいですよ



このリューターで不要なダボ穴とか
削ったりできるんですが、
他にもいろいろできますよ!
何ができるのか、軽く紹介してみよう!



★ウスウス攻撃

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アーマーのフチとかフィンの部分とか
薄くすると見栄えが良くなる場合があるんだけど、
ヤスリやセカランナを使うのもいいんですが
リューターならあっという間ですぜ!



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ほら、あっという間w
円錐ビットで荒削りです
油断してるとビット先端がギュン!って飛ぶように移動して
違うとこ削ったりするんで注意ですw
力は入れないほうが上手くいきやすいね



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その後、ペーパーとかで仕上げれば
ウスウス攻撃の完了です!
もはやこんなの、手ではやってられんよw



★開口の加工

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穴を開けたいパーツがあると
1.0ミリのドリルでガーっと穴を開けます
ピンバイスだとメンドくさいんですが
リューターならスグですぜ!
ちなみに、こういう作業の時は下にゴム板とか
置いとくとマットを傷つけずにすむね!



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それで、穴と穴をデザインナイフで切るわけですよ
この状態なら簡単に切れます



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そしたら、円錐ドリルに変えて
フチを荒削りします



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はい、ここまであっという間です!



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ヤスリとかで仕上げれば
開口の加工が完成ー!
簡単でしょ?




★旋盤加工


たとえば、MGザクとか動力パイプがあるじゃん?
あれの表面処理、めんどくさいよね?
そこでリューターを使うわけです
まぁ、これは一つのやり方だと思うんだけど
たとえば・・・



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あらかじめ、こんな風に真鍮線に
マスキングテープで直径を調整して
パイプを並べて差し込んでおきますよ



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それで、リューターにセットして
ペーパーをあてれば、表面処理がカンタン!
一個一個、手でなんてやってられんよwwww

てゆーか、このやり方なら
マジですぐに終わりますよ!
すぐって言っても1時間くらいだったかなぁ?
昔のことなんで忘れたけど
覚悟してた割にすぐに終わったんで
自分でも驚いた記憶があります

ちなみに写真ではパイプ同士がくっついてますけど
最初の写真のように少し離してた方がいいかもです



まぁこんな感じでリューターは
僕には欠かせないツールになってますねー
特に改造とかするなら、これが無くては
話にならないくらい超オススメだよ!







●精密金属ヤスリ

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前にスキヤキヤスリという金属ヤスリを紹介しましたけど
あれはどちらかというとガシガシ削る時に使うタイプで
これは小さい金属ヤスリです
こちらは仕上げに使うタイプですね

僕は上野文聖堂の「超精密 プロ仕様最高級ヤスリ」って
なんかたいそうな製品名なんですけどw
これの「平」と「三角」を持ってます



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薄いので狭い所の処理に便利ですよ
こういう穴の部分とかですな
写真に撮りたかっただけで
別に2本同時に使ってるワケじゃないですw

こういうところはプラ版にペーパーを貼ったものでも
いけるんですけど金属だとなんか気分がいいんですw
いちいちペーパーを張り替えたりしなくてすむんで
1本用意しとくと重宝しますよ

ちなみに文聖堂のは
「超極細」が360番相当、
「超精密」が500番相当、
らしいです

分かりずらいんで、せめてパッケージに書いておいてほしいよw
でも使い心地はとてもいいのでオススメです
どれか一本選ぶなら三角がオススメだな!




●ガイアノーツ スーパースティック砥石

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ヤスリついでにこれも紹介しとこう
ガイアノーツ スーパースティック砥石です
これはシャーペンの芯がヤスリになってるんですよ
アイデア商品だなーと感心します
使いどころは要所限定って感じですかね
番目としては400番、800番、1200番がついてます

本体はガイアノーツから別売りも出てるんですけど
実は、1.3ミリだったかな?
シャーペンの本体がそのまま取り付け可能なんですよ
って、これ言っていいのかな?w

ということで僕はガイアノーツ既製品に400番、
自前の1.3ミリシャーペン本体に800番を入れてます



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たとえば、こういうところにペーパーをあてるのは
通常は不可能ですよね?
っていうか必要ないとも言えるがwww



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でも、スーパースティック砥石を使えば
表面処理ができちゃうわけです
まぁ、こんな感じで今のところ出番は限定的なんだけど
いずれもっと効果的な使い方ができそうな予感もしてます







●クレオス Mr.SSP (瞬間接着パテ)


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あとそうだなー
オススメといえば瞬間接着パテかな
これ、なんで「Mr.SSP」って商品名なのか
最初わからなかったんだけど
「シュンカン セッチャク パテ」の頭文字なのねw
昔はアルテコって名前だったらしいですけど
愛用しているモデラーさんは多いらしいですよ

しかし、ほんっとに毎回、毎回、
自分で使うときにも、
店頭で見るときにも思うんだけど、
このパッケージは・・・・
まぁ何も言うまいw

ちなみにいっとくと、
幸か不幸か、僕はそっち系ではありませんw



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あ、そうですね用途としては
裏打ちとかに使うかな
詳しい使い方については
この記事を参照してくださいましー→プラモデルの作り方 制作講座その26.肉抜き穴の埋め方






●デジタルノギス

道具紹介もいよいよ大詰め!
最後はノギスにしようかな



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実はノギスは最近手に入れたんだけど
これを持ったら確実に世界が拡がった!
あんま使わないかなー?とか思ったら
めちゃめちゃ使いますよ
これほど便利なものだとは思わなかったな!


実はノギスは初期からずっと
「欲しいなー、でも、あんま使わないよなー?」
とずっとずっと感じてたツールで
僕は3年目にしてようやく手に入れたんだけど
ハンズでついに買った時には、あまりに嬉しくて
レジで思わずニコニコと笑顔になって
レジのお姉さんも笑顔になってくれた
という思い出がありますw


僕はデジタルのにしたんだけど
これは正解だったと思う
数字を読むのが一発なんでラクです


僕はとりあえずシンワのカーボン製にしてみたんだけど
精度については少し怪しいらしいw
計測表示が0.01ミリ単位ではないから
四捨五入的な処理をしているのかもしれません

こんなにノギスが便利だとは思わなかったんで
いずれさらに良いのを手に入れるかもw






ということで長々と紹介してきた
道具のお話、いかがでしたでしょうか?
他にも道具はいろいろあるんだけど
それはその都度、紹介していきたいと思います

まだ手に入れてない大物としては
「超音波カッター」と「カッティングプロッタ」が
あるんですけどねw


ということで以上、参考になれば幸いでござる!
あー長かったーww